308QV 用ウインドーウォッシャーノズル

今月308QV を12ケ月点検でお預かりした。
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写真のようにウォッシャーノズルが片方なくなっているのを発見。

コーンズにお願いしてパーツを探してもらったが欠品とのこと。
しかたなくオリジナルではないが英国から275用?と思われるものを
取り寄せてつけることに。

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オリジナルとは違うが片側だけついているより、格段によくなった。

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本来のものがプラステック製なのに対し、
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交換したものはメッキがされ
より高級感があり、個人的にもこちらの方が気に入っている。

お困りの方はお気軽にご連絡下さい。

  # by cavallino-cars | 2010-10-22 17:53 | Comments(0)

Lamborghini Silhouette

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1976年のジュネーブショーで発表されたランボルギーニのオープンモデルのシルエットは
1976年から79年までの4年間でわずか54台が生産された。

車重1240kg に260馬力のエンジンが積まれる。
Jalpa よりも270kg も軽い。
308のキャブモデルとおもしろいほどその数値は一致する。

ボディは一回りほど大きいがそのデータを見る限り、ギヤ比にもよるが
かなり楽しそうな車だ。
なんといってもそのデザインに魅せられてしまう。

Lamborghini Silhouette_a0129711_15421715.jpg
デザインはジャルパよりシャープな印象で、細かいところにも多くのこだわりが見れる。
2分割のバンパーや布製のシート、スエードのダッシュ、スイッチ類もかっこいい。

トランクも広く、ウラッコをベースに、タルガトップにしたモデルのため
シート後ろにも十分なスペースがある。
ちょっとした荷物やハンドバッグなどの置き場に困る308よりはるかに
実用的だ。

フロント回りも Jalpa に比べすっきりしている。
オーバーフェンダーのラインもより強調されておりプロトタイプのようだ。

シートはリクライニング機能のつかないカウンタックと同じタイプ。
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現存するシルエットは31台。
現在、オリジナルの売り物は28000kmの1台のみ。
乗ってみて楽しければ是非欲しい車の1台だ。

間違いなく自分だけの1台になる。

  # by cavallino-cars | 2010-10-21 16:01 | Comments(2)

Lamborghini Jalpa

3年ほど前にカウンタックに乗っていたお客さんから、

ゆっくり走りたいのでカウンタックを売ってJalpa が欲しいという連絡をいただいた。

当時ヨーロッパに新車のような車があるということだったので見てみたら、一応メーターだけは

数百キロだったがひどい車だった。

さんざん探した挙句、やっとアメリカのシアトルで9000kmの車をみつけてご購入いただいた。
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当時のオリジナルのマニュアルもすべて揃う貴重な1台だ。

Lamborghini Jalpa_a0129711_1542288.jpg
この車には前代のシルエットと同じブラボーホイールがついている。

そのためリヤの285/40VR15というサイズのタイヤがどこにもなく、

先日やっと英国でみつけ今回フロントとあわせて交換することにした。

マニュアルにはトーインやキャンバーなどのアライメントデータがすべてでている。

このような珍しい車は正規ディーラーでもデータがない場合があるので

マニュアルがあるとないのとでは大違いなのだ。

Lamborghini Jalpa_a0129711_1551358.jpg
交換後はパワステをつけたと勘違いするほど軽くなった。

工場に自走していく間も交差点で止まるたびに写真を撮られるのが少々気恥ずかしい。

しかしそれだけこの車のデザインは今見ても新鮮なのだ。

このころの車は本当に美しい。

デザイナーはベルトーネ。
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Lamborghini Jalpa_a0129711_1571317.jpg
1510kgの車重に255馬力のV8エンジンが積まれる。

低速トルクがあり、視界も良く、その乗りやすさはカウンタックと対極にある。

トップをはずしても風の巻き込みはほとんどない。

81年から89年までに179台が生産された。

上の写真はすべて2001年12月にシアトルのディーラーで撮ったもの。

クリーニングが終わってきれいになったら写真をアップいたしますのでお楽しみに。

  # by cavallino-cars | 2010-10-21 15:20 | Comments(0)

308GTB in Europe

帰国したばかりなのに、知り合いのドイツ人から3万キロの308があるといるメールが
来た。 
オランダのディーラーでレストアした車で写真で見る限りは程度はかなりよさそう。
彼には以前、日本からマクラーレンのF1を送ったこともあるし、
カウンタックやフェラーリも買ったことがある。

その彼が太鼓判を押してくるのだから8割がたは信用できるが、
さすがに見ないで買うのは危険きわまりない。

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本当にフルレストアしてあるなら良いのですが、こればかりは見て、乗ってみないとわからない。

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それにしてもあと10日早く言ってくれれば前回の出張で見に行けたのに残念。
まぁ、そんなに自分の都合のよいようにはいってくれないのが世の常。

オーナーと連絡取れ次第また13時間のフライトです。

  # by cavallino-cars | 2010-10-20 17:40 | Comments(0)

タイヤの製造年月

クラシックカーに限らず車を買う時に必ず確認することの一つにタイヤがある。
ひび割れはないか、溝はまだあるか、そして何よりもいつ作られたタイヤかを確かめる。

タイヤの表面に刻印されているDOTから始まる最後の数字で簡単にそのタイヤの製造された年月がわかる。

では具体的にご説明いたしましょう。
下の写真はフランスから輸入した78年Ferrari 308GTB についていたもの。
タイヤの製造年月_a0129711_218124.jpg

DOTの最後の数字037 が意味することは87年または97年3週目に製造されたということ。
この車の場合20年間同じオーナーの元でガレージに眠っていたことを考えると
おそらく87年1月に生産されたものだろう。
また古いタイヤでひび割れがあるものは長い年月、陽射しにさらされていたため。
古くてもひび割れがしていないこの写真のタイヤは長い期間、
屋内のガレージに保管されていたと推測される。

下の写真は今年の8月に納車になった458Italia のもの。
タイヤの製造年月_a0129711_21195136.jpg

DOTの最後の数字は0410。2000年以降は年表示が2桁となり、2010年4週目生産。
つまり2010年1月末のタイヤということ。
それにしてもこの30年でタイヤの扁平率がこんなにも変化しているのに驚きます。

1度、愛車のタイヤがいつ作られたか確認されてはいかがですか?

  # by cavallino-cars | 2010-10-13 21:36 | Comments(0)

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