chassis#14500のDino308gt4

パーフェクトなgt4が再び弊社に戻ってきた。
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この車と初めて出会ったのは2011年1月28日英国のロンドンの郊外のガレージ。
オーナーに購入を約束し、帰国して振り込む直前に他の人に売られてしまった。
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その後2012年の年末に、なんと新しいオーナーから譲り受けることが出来、日本にやってきた。
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2013年の1月21日、大井埠頭で再会した時は3年越しの片思いが実ったような気分だった。
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そのまま仮ナンバーをつけ、自走で板金工場までドライブしたことを今でも思い出す。
3000回転をこえてからあのキーンというキャブレターモデルのフェラーリ独特のサウンドを聴きながら、高速を走る。そのレスポンスは328や355さえ凌ぐほど素晴らしい。
同年4月に静岡で3年間を過ごし、2017年4月に東京のフェラーリコレクターのガレージに移り住む。
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購入されてからすぐに内装のフルレストレーションを行う。シートは張替えではなくオリジナルの生地に再塗装を施した。センターのモケットの生地はもちろんオリジナル。
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メーター類のガラスのクリーニングを含む徹底ぶりで、夜間のメーターの美しさは現代のデジタルメーターにはない美しさだ。
クラッチはファーストオーナーの時に油圧に改良したため、その踏力は国産のクラッチと変わらないほどで、ディリーユースさえ出来るほど軽い。
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トップエンドまで一気に回るエンジンは308の真骨頂で、特に2速、3速でアクセルを開けた時のノーズが上をむくほどのレスポンスはキャブレターならではの気持ちよさだ。
フルトラ化したエンジンはレスポンスがよくなると言う話を聞くが、それはローパワーの米国仕様のエンジンのみで、ヨーロッパ仕様のオリジナルのレスポンスの良さはCDI やフルトラにすると逆に瞬発力が失われてしまう。
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外装、内装、エンジン、どれをとってもパーフェクトな308gt4が入庫した。
14インチのホィールはオプションの7.5J のものが装着される。
自分だけの1台をお探しの方にはこれ以上の車はないといっていいほど素晴らしい固体です。

  # by cavallino-cars | 2019-04-13 13:28 | Comments(0)

Automobile council

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今日から幕張メッセでクラシックカーのイベントのAutomobile council が開催されている。
開催日は4月5日、6日、7日の3日間。
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今年で3回目となるこのイヴェントは、海外のものと比べると規模、出品台数ともまだまだ少ないが
将来フランスや英国で行われているようなクラシックカーの一大イベントとなることを期待します。
上の写真は弊社が出品協力している77y Ferrari 308GTB。


  # by cavallino-cars | 2019-04-05 19:04 | Comments(0)

Lotus Esprit 300sport

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半年ほど乗らなかった300スポーツのエンジンをかけようとしたらセルは回るがかからない。
フューエルポンプは交換しているし、バッテリーの充電量も十分にある。
結局ディーラーのオーセンティックカーに持ち込んでみてもらった。
原因はフュエルインジェクターのバルブの固着と判明。
ガソリンを抜き、新しいガソリンを入れてインジェクターを外からたたいたら無事にかかったとのこと。
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工場のある世田谷から浅草まで約10キロほど首都高で自走で帰って来た。
フルブーストをかけるとホィールスピンするほどの加速をする。
特に2速のフル加速はブーストがかかった瞬間。頭がヘッドレストに埋め込まれるような凄まじさだ。
入庫前よりもいくぶん速くなった気がするほどその加速は素晴らしい。
メカニックの村上さんにお聞きしたところ、すくなくとも月に1度は乗ってくださいとのこと。
フェラーリではモデナでガソリンが少なくなってエンジンをかけっぱなしにしているとバルブが固着してエンジンがかからなくなるケースはあるようだが、1年間ガソリンをいれずにかからなくなったのは初めてです。
これからは毎月必ず首都高を一周することにした。
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それにしてもこの300スポーツの加速は他のエスプリターボの加速とは別次元だ。レースのホモロゲーションのために65台が生産されたこのモデルも年々コンディションのよいものが少なくなってきている。その意味でも大変貴重な1台だろう。

  # by cavallino-cars | 2019-04-01 18:23 | Comments(0)

alfaromeo 1600 spider

桜の開花宣言もちらほら聞こえてくる季節になってきた。
オープンカーにとってはまさにシーズン到来だ。

今から6年前イタリアのローマから226キロ、北北東にむかったアドリア海沿岸のアンコーナから譲り受けたアルファロメオ1600スパイダーが戻ってくる。
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日本で最初のオーナーに納車したのは2014年3月末、桜が満開の時期だった。
納車前のテストドライブに青山の桜並木を走ったことを思い出す。

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初めてこの車をイタリアでオーナーの隣に乗せていただいた時のことは今でも鮮明に憶えている。
イタリアの田舎道を2速、3速で走った。
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フェラーリほどハンドリングはクイックではないが、アクセルでノーズをコントロールできるその運動性能の高さはデュエットの船を操船しているようなふわふわしたものとは一線を期す。昔のレース活動をしていたアルファロメオを彷彿とさせる。
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それでいてすべてがオリジナルという貴重な1台。

当時、日本では伊藤忠オートが正規代理店で輸入されていたのは2000ccの右ハンドルのみ。私のファーストアルファロメオがまさにその1台だった。

レースに参戦したおかげで当時とは比べられないほど、車をコントロールする楽しさを覚えた。
その意味でこの1600スパイダーがさらに好きになった。

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フロントフェースはDino246gtにもつうじる可愛らしさ。

現代のオープンカーは安全基準によりドアが肩の高さまでせり上がってしまった。
ドアに肘をかけて、風を感じながらのエレガントなドライビングスタイルはこのアルファのオーナーの特権だ。

コックピットのメーター類も独特の形状でセンターコンソールの並んだメーター類はすべてドライバー側に向いているのもかっこいい。

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アクセルを全開にすればこれぞアルファサウンドというエキゾーストノートが背後から飛び込んでくる。

4月初旬にはショールームに展示予定。

  # by cavallino-cars | 2019-03-23 18:43 | Comments(0)

GTBか、それともgt4か

先日英国から譲り受けた308GTBとアムステルダムから輸入したモナコブルーのgt4をそれぞれガレージからだして首都高速を走った。

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まずは78年のgt4。この固体は前のオーナーが定期的に乗られていたのと、エンジンを高回転まで回していたため、絶好調。
輸入当時はオリジナルのマフラーが装着されていたが腐蝕のため、ステンレス製のものに交換。
そのマフラーとの相性も抜群で低回転から高回転までいっきに吹け上がる。

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不快な振動やノイズなどのいっさいない澄んだあのフェラーリサウンドがコックピットに満たされるのだ。

100kmを5速で走るとあのキーンという独特のジェット機のような音を奏でるのもこの当時の車ならでは。

初めて308を乗る人には私が30年前に味わった時の感動を与えてくれるにちがいない。

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1速で急にアクセルを開けるとさすがに咳き込むため、ゆっくりアクセルを踏まなければならないが、2速からは問題ない。
アクセルをいっきに踏み込むとノーズが上を向くほどそのレスポンスは素晴らしい。

2速や3速でまわるタイトコーナーではクリップで少しだけアクセルを緩めるとノーズがスーッを気持ちよくインに向く。これほど楽しい車はないと思える瞬間だ。

特にアクセルの開度に応じて鋭く加速するgt4は、思わずアクセルのオン、オフを繰り返したくなるほどリニアに反応する。

4速で回る高速コーナーでも同様にアクセルだけでノーズの向きを変えることができるのはまさにスポーツカーを、そしてフェラーリを運転しているという楽しさに溢れている。

今の車を運転するように操縦しても電機モーターのように回るエンジンと、しなやかにストロークする足回りはスポーツカーそのものでとても40年前に作られたとは思えないほど素晴らしい。

その運動性能の高さとクラシカルなインテリアや外観のギャップこそがgt4の最大の魅力かもしれない。
さらに油圧クラッチを装備したおかげでその踏力はノーマルの3分の1ほど。
まさにディリーフェラーリとしても使用できるほどのフレキシビリティも備えている。

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次に77年の308GTBに乗り換える。gt4にくらべ、カートのように低い着座位置のシートに座る。

さすがにgt4と比べると視界は狭まるが、視界は良好で左右のフロントフェンダーのふくらみもはっきり見え、ヘッドライトをポップアップすればフロントの先端も把握できる。

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リアダクトが映り込むドアミラーからは後ろの視界も実に良好に確保される。

ノーマルの重いクラッチを踏み込み1速にいれ、発進する。
オーナーがフランスに移り住み、半年以上英国においてあったこのGTBはほとんど乗られていなかったためにエンジンも重いが乗り込んでいくうちに軽くなっていくにちがいない。

シングルパイプからの排気音はまさにフェラーリそのもので、回転数に応じて弾けるようなサウンドには心が躍る。

2速で発進できるほどのエンジンのフレキシビリティはgt4とかわらない。

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高速に入ると基本的な動きはgt4とおなじだが、コーナリングスピードは明らかに高いのが実感できる。

gt4にくらべやや寝ている細いステアリングから伝わってくる路面状況は正確そのもの。
寝そべるようなレーシングカーのようなドライビングポジションはgt4に比べよりスポーティだ。

3000回転くらいで巡航する際にはドアの内張りのアームレストは右肘をつき、ステアリングを握るのに絶好の位置につく。

見て美しく、しかも実用的なコックピットは理想的で、イタリアのスポーツカーの最高峰と呼ぶにふさわしい。

コーナーでアクセルコントロールでノーズの向きを変えるミッドシップ独特のドライビングスタイルはgt4と変わらない。

油温計のみは右下のポジションで見辛いが、水温計、油圧計、タコメーター、ジェネレーターの警告灯の配備されたメーターナセルは実に見やすく配置されている。

当時の職人により丁寧にはられたダッシュボードのエアダクトからはオプションのエアコンにより、十分に冷えた風がでてきて狭いコックピットを快適にしてくれるのも嬉しい。

ピュアスポーツのGTBを選ぶか、日常の足としても使えるgt4を選ぶかは迷うところだが、その運転する歓びと美しさはどちらも変わらないことだけは間違いない。

  # by cavallino-cars | 2019-03-23 18:18 | Comments(0)

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