
スペインから譲り受けたクラシケ付きのDino308gt4 の納車整備が終了しました。
実施した整備の内容は下記のとうりです。
1. 黒に塗装してあった左右ワイパーアームの塗装を剥離、
ワイパーをダブルバーのオリジナルのものに交換。


2. ウインカーレバーが黒く塗られていたのものをオリジナルのシルバーに。
3. サイドブレーキ警告灯がレバーを思い切り引かないと点灯しないため、
スイッチ取り外し、加工修理。
4. 前後灰皿、錆のため、清掃、再塗装。
5. ホィールセンターキャップを跳ね馬からオリジナルのDino のものに交換。
6. ステアリングラックがたがあるため、交換。左右タイロットエンドも交換。
7. ステアリングラックマウント、初期型のためブッシュ抜き、新品に交換。
8. 左右ロアーボールジョイント不良のため交換。
9. 左右フロント、リアのブレーキキャリパー引きずりのためオーバーホール。
シール交換。キャリバー錆止め塗布。
10. フロント、リヤブレーキパッド残量少ないため交換。
11. ブレーキリザーブタンク内汚れひどいため、清掃、ブレーキフルイド交換。
12. ドライブシャフトブーツ切れ、油飛び散っていたため、左右交換。
デフサイドシール交換。

13. フロントアンダーカバー脱着、クーラント抜き取り、
右リアホィールハウジング脱着、WP脱着、タイベル交換。
14. テンショナーベアリング交換。ALTベルト、ACベルト交換。ウォーターポンプ点検。
15. ラジエターアッパーホース交換、クランクプーリー脱着清掃塗装、
エアクリーナーエレメント清掃、蛇腹締め付けバンドをオリジナルに交換。
16. キャブレター燃料ホースの向きが悪く、チョークワイヤーにあたるため調整、
全ユニオン脱着、銅ワッシャー交換。

17. ホース劣化のためタンクからフィルター、キャブレター回りの燃料ホースすべて交換。


18. チョークワイヤ―戻り悪いため調整。
19. キーレスエントリー取付、ETC取付、ラジオ取付(オーナーに別途請求)
20. 窓開閉不良のため左右ドアガラスチャンネル給油、ワイヤー給油、調整。
21. 左右キーシリンダーロッド外れていたため、はめ直し、
左右ドアインテリアライト配線不良のため不灯のため修理。
22. 左右ガソリンタンクとつなぐフユーエルバランスホース交換、バンド交換。
23. バッテリー交換。
24. エアコン効かないため、レシーバー交換、エキスパンションバルブ交換、
コンデンサーホース取り外し、清掃。
25. 真空引き、エアコンガス注入。
26. 左右アッパーアームメタルブッシュのゴム切れのため、中古良品と交換。
エンジンオイル交換、下回り点検,増締め。
27. ラジエターキャップ交換、4輪ディスクローター脱着清掃。
28. 5-8バンクマフラーヒートシールド緩み、ボルト交換、ワッシャー交換。
29. クーラントパイプとガソリンバランスホースが干渉していたため
クーラントパイプの位置調整。
30. バックパネルの海外のナンバーの取付穴補修、塗装。
31. フロントボンネット擦り傷塗装、右前凹み板金塗装、ボンネットヒンジ修正。
左右ステップ黄色から黒に塗装。
32. プラグ交換、エンジン調整。
33. 前後ショック交換。


34. リヤスタビブッシュ交換。


34. オルタネーターの不良でオーバーチャージするため、ラジオの電源が
落ちるという症状がでました。通常ラジオは16ボルト以上の電圧がかかると
電源が落ちるようになっています。オルタネーターのオーバーホールを実施。
ICレギュレーター交換。
35. ボディコーティング、内装クリーニング。
ショックの交換は80万円ほどかかりますので納車前に実施するか迷いましたが、走行中、起伏のある道を走るたびにドンと異音がでるほど完璧に抜けていたので交換しました。
特に今回ご購入いただいたお客様は弊社からイタリアでフルレストアされた208gt4を乗られている方なのでその違いは乗った瞬間わかるはずです。
交換後試乗すると前のショックは格段によくなりましたが、左後ろの突き上げるような症状は変わらず。
原因は新品のKONIのショックの不良でした。新しいものに左後ろのショックを再び交換したら見事に症状が消えました。
今まで何十本も交換してきましたが新品の製品不良は初めてです。
現地で良いと思い譲り受けたクルマでも実際にリフトして細かくみてみるとこのように整備することはでてきます。
40年以上前のクラシックカーはいつどのようなトラブルがでるかはわかりません。
納車後はすべてオーナーの責任となります。弊社ではそのようなトラブルのないように
このような整備を実施後、納車するようにしています。