バッテリー交換時の注意

フェラーリのオーナーの方はまずご自分でバッテリーを交換することはないと思いますが、万一ご自身で交換する時のために注意することをお知らせします。
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マイナス端子からはボディアースがされています。常にボディにはマイナスの通電をしています。
もしプラス端子から外してしまうと、ボディにはマイナスが端子から電気が流れているので、
プラスの外した端子がボディに触れた場合、バチっと火花がちり、感電する可能性があります。
必ず、マイナス端子から外すようにして下さい。

  # by cavallino-cars | 2024-09-06 22:14 | Comments(0)

オリジナルが1番


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gt4の初期型につくステアリングセンターのホーンボタンはシルバーのリングがつくものがオリジナル。
運よく入手できたので弊社のお客さんのクルマに装着しました。
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こちらは輸入した時についていたリプロダクションのホーンボタン。
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そしてこちらはオリジナルに交換した後の写真。
左右を比べればその違いは一目瞭然。
質感が全く違います。やはりオリジナルの方が断然いいのがわかりますか?
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常に目に触れる場所にあるのでこれだけで気分が上がります。
クラシックの良さは手作りの良さ。こんなところにも当時のフェラーリのこだわりを感じます。

  # by cavallino-cars | 2024-09-06 22:08 | Comments(0)

難しくなってきた308やgt4の輸入

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昨年から1976年以降に生産された車の日本での新規登録が難しくなっています。
日本でナンバーをとるには排気ガスの規制があり、陸運局で適合検査を受けなければなりません。
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新規で排気ガスのレポートをとるのは現在では、ほぼ不可能。
冷間時の始動でCOの濃度がたかく、検査に落ちてしまうからです。
これから個人で輸入される方は事前に排気ガスレポートをもっている業社に譲ってもらうようにしないとせっかく日本にもってきても、ナンバーがとれないことになってしまいます。通関は輸入する個人名や会社名でしてはいけません。必ずレポートをもっている業者に通関前譲渡をして、その業者名で通関することが必要。
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これから308GTBや308gt4、208gt4の新規の輸入は無理と思っていただいた方がよいでしょう。
それだけに今日本に存在するgt4やGTBはますます貴重になってくるはずです。
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弊社もガスレポートの枠はそれぞれ数台程度。良いコンディションのものだけをえりすぐり日本の皆様にご紹介していきたいと思います。


  # by cavallino-cars | 2024-09-06 21:59 | Comments(0)

オリジナルマフラー

308GTBに装着されるマフラーは左1本だしのもの。
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太鼓には109062というバーツナンバーが打刻されています。ファイバーも同じです。
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下から覗くと確認できます。
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308gt4は左右片側2本出しで4本だしのものがオリジナル。
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太鼓は斜めにカットされているのがオリジナル。
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308gt4のオリジナルマフラーには106582というバーツ番号が打刻されています。
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208gt4のオリジナルは左の一本だしとなります。
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サイレンサーには108480という番号がうたれています。
どれも今ではオリジナルを入手するのは極めて難しくなっています。3台とも40年以上も経過しているので腐蝕により穴が開いているものや、ステンレスのものに交換されているクルマがほとんどですが、出来ることならオリジナルのマフラーが装着されているものをガレージに納めたいですね。
今オリジナルがついているクルマをお持ちの方はエンジンをかけたら必ず30分くらいは走らせてマフラー内の水気を完璧に飛ばすことをお勧めします。特に冬場はエンジン始動時にはマフラー内の冷たい空気が熱で温められ、水がマフラー内にたまります。十分にマフラー内が熱くなる前にエンジンをとめると、マフラー内に残った水分でマフラーが腐植してしまうからです。
購入前には確認すべきポイントです。


  # by cavallino-cars | 2024-08-30 23:53 | Comments(0)

給油口とガソリンタンクをつなぐホース

GTBもgt4も給油口からタンクまでは太いホースで直接つながっている。
エンジンルームから見るとすぐにわかります。
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これはgt4のもの。今回車検整備で入庫した車です。ガソリン漏れはないですが、
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表面にヒビが入り、かなり傷んでいるのがわかります。
このまま使用していればいずれは給油時にはガソリンが滲んでくるのは時間の問題です。
以前満タンにした時だけガソリンの匂いがするというgt4がありました。原因はこのホースの劣化によるガソリン漏れでした。旧車のオーナーは油温や水温などのメーターはもちろん、臭いにも注意が必要です。
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今回新品に交換しました。上の写真はタイヤハウスを外して下から撮影したものです。エンジンフードを開けて、ライトを照らせば簡単に傷み具合をチェックできますのでgt4にお乗りの方はご確認を。

  # by cavallino-cars | 2024-08-28 17:34 | Comments(0)

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