リモコンロック

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今ではどんな車の鍵にもついているリモコンロック。

30年前の車はドアも片側づつロックしなければならない。
助手席の彼女をおろし、ロックを下げ、自分が降りて、鍵で施錠するといったもの。

当時はこれが普通だった。
しかし現代の車になれているとこれが非常に面倒になる。

オリジナルにこだわってやせ我慢するより、
私は断然文明を古い車にも取りいれたい。
なによりできるだけ普段乗りに使ってほしい。

今回お客さまのgt4に初めて取りつけた。
アクチュエーター(運転席をロックすると助手席も自動でロックさせるための機械)
もついていないため費用は10万円弱になるが、
あるとないでは大違い。
本当に便利。

クラッチも油圧化して軽いし、ヘッドライトもキセノンに交換、
エアコンはオリジナルでも充分効いて快適。

しかもハンドルも328よりかなり軽い。
デザインは申し分ないし、30年前の車だが
充分普段にのれてしまうのがgt4の良いところ。

オーナーの18歳のお嬢さんはそのgt4に乗りたくて、
マニュアルの免許をとるとのこと。
なんともうれしくなってしまいます。

彼女が真っ赤のgt4を運転している姿はイタリア映画の1シーン
のようで今から楽しみです。

日本もかっこいい家族が増えてきてます。

  # by cavallino-cars | 2009-12-05 18:02 | Comments(0)

東京オリンピック招致より大切なこと。

先月12日に母がベッドから落ちて大腿部を骨折した。
骨折したのは明け方、僕が連絡がとれないので心配で駆けつけ
救急車を呼んだのが午後8時をすぎていた。

何でもっと早く電話してこなかったのかと聞いたら、時計をみたら朝の4時半で
起こしたら可愛そうだからと小さな声で言った。

なにも口にしていない母の口びるは乾き切り、かさかさだった。
顔もぶつけたのだろう、右の唇の上も腫れていた。

救急のレントゲン検査のあと担当医から大腿骨が折れていると言われた。
健康な人は杖が必要になり、杖を使っている人は車椅子に、
車椅子の人は寝たきりになると説明をうける。

既往症がある人や肺炎などを併発した場合は余命は1年とも言われた。

突然そんなことを聞かされて、
一瞬さまざまなことがよぎった。

自宅の改装、介護、仕事。
その日は母の病室に付き添った。

付き添い用のベッドもあったが痛がる母のベッドの下に毛布を引いて寝た。

人には必ず年をとり、寿命があるのはわかっているが、
元気なうちはみんな自分の親や兄弟に
そんな日が突然くるとは考えない。

実家で倒れている母親を見て、いろんな思い出がよみがえる。
不覚にも涙が出そうになった。

人の一生なんて自然の営みからくらべれば、
ほんの一瞬の出来事にすぎない。

そんなわずかな時間に笑い、泣き、苦しみ、憎しみ、感激したり、愛しあうのだ。
いつかは必ず老いはくるし、誰もが確実に最後の時も来る。

悲しいことなのであえてみんな口にしない。

今、母は懸命にリハビリ中だ。

元どおりとはいかなくとも、早く元気になって退院してほしい。

母が帰宅するまであと1ケ月。

風呂の改装、手すりの取り付け、数百万円の予想外の出費。

もし同じことが子供のいない老夫婦におきたら、一人暮らしのお年寄りに
起きたらどうなるのだろう。

区から補助される改装費は総額の6分の1にもみたない。
しかも誰もそんな補助があることを助言してはくれない。

当然だが、改装の後で申請しても補助金はでない。
なにより介護をする人がいない人は悲惨だ。

石原都知事は税金を170億円も使ってもなお東京にオリンピックと騒いでいるが、
果たして都民の何パーセントがオリンピックを招致したいのだろう。

僕のまわりでオリンピックをやって欲しいと言ってる人は一人もいない。

もっとケガをした人や介護が必要な本当に困っている人に
その金額を使っていただきたい。

私の父は脳梗塞で12年前に他界したが、自宅で過ごした2年半の
母の介護生活は本当に大変だった。

これは実際に経験した人でなければ決してわからない。

  # by cavallino-cars | 2009-11-21 16:18 | Comments(2)

これは何でしょう?

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この写真を見て
何かすぐにわかる人は日本には70人しかいない。

回りのカーボン、キャップの上の蛇のマーク、

そうです。
Alfaromeo 8C のガソリンキャップです。

オーナーはガソリンを給油するたびに
この美術品のようなアルミのキャップを見ながら
世界で500人の内の一人になれたことを秘かに喜ぶことでしょう。

  # by cavallino-cars | 2009-11-19 19:44 | Comments(0)

430 Scuderia

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2007年フランクフルトショーでデビュウした430Scuderia。

ノーマルの430より車重は200kgも軽い1250kg、
シフトスピードも圧倒的に速くなる。

この車を運転して348challengeに初めて乗った時を思い出した。
ノーマルに比べフロアに鉄板を1枚引いたかのようにボディ合成が高いからだ。

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むき出しのフロアパネル、バックスキンのステアリング、F40のスパルタンさには及ばないが、
ひとたびアクセルを踏むとレーシングカーに近いドライブフィールが楽しめる。

純粋に運転を楽しむ車だ。
久々にサーキットに持ち込んで走りたくなった。
シューマッハが開発にたずさわったのがよーく納得できる。

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マフラーもリヤパネルの上部につけられ、現代のCカーのような雰囲気がある。

デザインは好きずきだろうが、こんな車を造れるうちはフェラーリは
世界1魅力的なスポーツカーメーカーであり続けられるだろう。

FORZA FERRARI!

  # by cavallino-cars | 2009-11-19 19:23 | Comments(0)

右ハンドルの308

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英国仕様の308はすべて右ハンドル。
ハンドルだけを左から右へ変えている車が多い中
308はシフトレバーの位置も左から右に変えてある。

当時のFerrariがいかに英国のオーナーを大事にしていたかが伺える。
下の写真は左ハンドルのもの。

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上の写真と比べると、シフトレバーの位置はもちろん、エアコンのスイッチ、
シガーライター、リヤウインドウのヒータースイッチまでも
左右が入れ替わっているのがわかる。

それにしてもこの頃の車のデザインはきれいで何時間見ていてもあきない。

430や8C などのモダンスポーツカーに
この頃のカロッツェリアのこだわりがあれば、
もっと魅力的な車ができたに違いない。

これも時代の流れなのだろうか。
下は1971年Ferrari 312B。

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この時代の車は本当に美しい。
今のF1 にはないオーラがある。
60年から70年にかけてがFerrari は
最も美しい車を作っていたと思う。

  # by cavallino-cars | 2009-11-12 18:26 | Comments(0)

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