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ロンドンヒースロー空港とホテル間のHOFFA BUS

今回は結婚式で混雑するロンドン市内へは行かず、空港近くのMarriott ホテルに宿泊した。
空港までの移動手段はターミナル5の一番端の16番にくるHOFFA というバスが便利ということで利用してみました。
片道は5ポンド、730円。往復だと9ポンド1300円ほど。
停留所には何番がどこへ行くということが書いてある。ホテルごとにバスが異なり、行き先の異なるバスが6台ほど20分間隔に運行されている。
Marriott に停車するバスは53番。
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待つこと30分。ホテルまでは10分ほど。途中ドライバーが止まる予定でない場所にバスを止め、降りたので何事かと思ったら水のボトルを買って戻ってきた。
思わず乗り合わせていた方と苦笑い。
日本では考えられません。
その後、乗客がそれを通報したかったのか降りる際にドライバーを撮影したら、乗客をのこしたまま、ホテルにそのお客さんを追っていき、写真を消せとせまったり、もうモラルがなさすぎで、あきれるばかりです。
タクシーで行っても14ポンドくらい。二人で乗れば料金はそれほど変わらないのでバスはお勧めしません。
日本のバスは210円とリーズナブルな上に時間どうりにくるし、ドライバーのモラルもあります。
日本の良さを再発見しました。



  by cavallino-cars | 2018-05-31 16:39 | Comments(0)

GTB,gt4 購入の手引き

何度もお話してきているが、現車を見ずに購入することは実に危険で、たとえ100万円ほど安く買えたとしてもそれ以上の出費を余儀なくされたり、なおすことも不可能な場合もあることを覚悟したほうがいいでしょう。
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gt4ではフロントバンパーから中のヘッドライトが見えるものは出来るだけ避けたほうがいい。
何らかの理由でバンパーが下に下がっているからです。
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上は正常なもの。
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ドアとボディの隙間も上と下がこのように違い、空き過ぎているものも買わない。下の隙間が大きくなっているのがわかりますか。
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リヤタイヤハウスはオリジナルは回りこんでいるいる部分がリベットでとめられていて、
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このように小さなクボミがある。
ないものは塗装をかなり厚く塗られているか、フェンダーを交換している可能性がある。

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GTBではドアパネル前方につくスピーカーのカバーをとめるネジはオリジナルはプラス。
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写真のようなマイナスのものは交換したもの。
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肘掛の内側のネジや
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リヤトランクカバーを固定するキャッチ部分のネジもプラス。
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このようにリベットでとめられているものはない。
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フロントウインドウは飛び石などで破損して交換してあるものも少なくない。その際窓を固定するモールの納め方によってどのようにこの固体が扱われてきたかを知る目安となる。上はオリジナル。


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このようにずれているものは出来るだけ避けたい。大きな問題ではないのですが、施工の仕方できちんと納まるのにこのような取り付けをしているのが好ましくないのです。

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フューエルキャップカバーを開ける時に上のモールに干渉して三角形のカバーが開き辛いものもある。これはリヤクォーターピラーが押されているか、カバーの付け根にひずみがあるかのどちらかの可能性がある。最悪は事故を起こしている可能性もあるのであまりお勧めはしません。
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センターコンソールのレバーがきちんと作動するか、カバーが破損していないかなども確認しなければなりません。
ブログでも紹介してますが、ドア下の錆も大切な確認事項。見た目で腐りがわかるようなものは避けるべきです。
その他ボディに塗装の浮きがあるかどうかも見るべきでしょう。プクッとういているところがあると塗装をとると腐食が進行している場合があるため、その部分のパネルを切り取って新しい鉄板を溶接しなければなりません。
2ヶ所くらいならまだいいでしょうが、全体にあるとなるとかなり問題です。
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gt4に戻りますが、エンジンフードとトランクの間のこの部分は通常は黒です。ボディと同色に塗られているものも好ましくありません。
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それに気がつかない意識の職人が再塗装しているということで、他にも必ずオリジナルと異なる塗装がされていると思った方がいいでしょう。
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これはリヤのトランクとエンジンフードのオープナー。
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通常はすっぽりとボックスが納まるのですがこのように下がネジで固定してあるものはおそらく下がういてしまうからで、何らかの問題があるため。こういう固体も避けたい。
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40年も経過している車ですから一度もこすったり、ぶつけたりしていない車を捜すのは困難です。しかし、大きな事故を起こした車は避けたい。一番大切なのはいかに前のオーナーに扱われてきたかでしょう。大切にされてきたオリジナルコンディションの固体は独特のオーラがあります。この10年間何百台もの308やgt4 を見てきて、
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40年前にマラネロからでてきたままの状態を保っているのはごくわずかです。
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自宅のガレージに納める1台は出来るだけ当時のオリジナルの状態を維持しているものにしたい。
クラシックの価値は運転する楽しさもありますが、同じようにオリジナルのもつ美しさにもあります。

その意味でも現車を見ないで購入するのは思った以上のリスクがあります。
日本でも最近では輸入代行をしてくれる業者もありますが、現地のスタッフが確認に行ったとしてもそのほとんどがこのような知識をお持ちだとは限りません。

何十台も所有することの出来るコレクターは限られています。
大多数の愛好家は普段乗られるセダンと趣味のクラシックカーの2台でしょう。
それを大切に維持していく気持ちはオリジナルだからこそ生まれるのだと思います。


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モダンカーにはない美しさ、キャブレター独特のアクセレーション、フェラーリならではのキーンという音色、
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コックピットに座ると70年代のイタリアにタイムスリップしたような高揚感。それらはクラシックフェラーリの持つ魅力です。


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古い物を大切にする文化はそれが美しく、現代ではけっしてできないものだからです。
その意味でも自分だけの1台はオリジナルに出来るだけこだわりたいと考えます。

  by cavallino-cars | 2018-05-31 15:12 | Comments(0)

Schneeberg のDino208gt4 積み込み完了

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たった今ドイツから、英国からトラックが来たので積み込んでいるという電話があった。
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これから英国に運ばれ、Southampton から東京港行きの船に載る事になる。
日本は雨だが、ドイツは快晴。
Sig, Spaho,
Grazie millle、 Buona Giornata ! Arrivederci !
  

  by cavallino-cars | 2018-05-30 22:41 | Comments(0)

chassis#22563の308GTB


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マンチェスターからロンドンに移動し、翌週の月曜、ロンドンから2時間ほどのLeicestershire にある77年の308GTB を見に行った。
1977から78年までに製造された右ハンドルのGTBは211台。現在のオーナーは2000年に購入後、18年間所有。
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今はフランスに住んでいるため、フランスのナンバーがつく。
このAzzuro Blu metallic の塗装と内装のクリームのコンビネーションはこの固体をさらに素晴らしくしている。
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走行距離は35000マイル。塗装はスイスで数年前に行っているそうで実にきれいな状態。内装もすべてオリジナル。
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シートやドア内張りはおそらくオリジナルのレザーを塗りなおしたと思われる。
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新車のようなコンディション。
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ドア内側のスピーカーの取り付けネジは当時の小さなプラスのものがつく。
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ドア下の錆も当然ない。
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左右の足元のカーペットのかかとの位置のラバー部分も当時のもの。
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このベージュのカーペットはおそらく新車時ものにちがいない。
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ドアの内張りをとめるネジも当時のものがつき、はずれているものもない。
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マフラーはもちろんシングルパイプ。
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メーターは前期型のダブルレターのものが装着される。
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運転席右下につく時計のノブは損傷して黒いものに交換されているものもあるが、この固体はシルバーの当時のもの。
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フロントウインドウのフレームは窓を交換していると横と縦のつなぎ目がこのようにピタッとあっていないものが多い。
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この固体は一度も交換されていないのはこの納まりと新車時につけられた空気圧のステッカーの状態からもわかる。
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シートベルトのアンカーのキャップが左右ともあるのもいい。このようなパーツは今では入手が困難。
大きな問題ではないが、やはりあるにこしたことはない。
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エンジンフードの左右につくアルマイト塗装の熱抜きのルーバーも塗装の剥がれなどはいっさいない。
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こちらはエンジンフードのオープナー。
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これはトランクの手間につくエンジンフードのキャッチの部分。カバーがプラスのネジで固定されているのがオリジナル。リベットでとめられているものが多いがこちらが純正。こんな細かいところもマラネロから出荷されたままのもうれしい。

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ステアリングのレザーもヒビ割れやささくれだったところもなく41年もの時間が経過しているとは言われなければわからないだろう。
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去年マラネロを出てきたばかりといわれれば信じてしまうほどのコンディションなのです。
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こちらはフュエルキャップ。ボディに傷がつかないようにつけられたラバーの状態も素晴らしい。
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これは助手席のサンバーザー。
どこをみても今まで見てきたGTBのトップクラスだ。
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エンジンの始動もあっけないほど簡単にかかった。
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マニホールドは金属製のものかあらスレンレス製に交換されている。タイミングベルトも交換したばかりだ。
その場で購入を決めたのはいうまでもない。それにしてもピニンファリーナのデザインしたGTBのなんとエレガントなことか。
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新緑の中でみる真っ赤なGTBもいいが、都会にはこの色のGTBのほうがしっくりくるかもしれない。
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今回ドイツで譲り受けたDino208gt4 とこのGTBは自分のガレージにそっとしまっておきたくなるような2台だ。
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世界中を捜してもこのような車に出会うことはまずないだろう。
文化遺産のような車たちと今年は何台と出会えるのだろう。毎回これっという1台と出会えることを願ってヨーロッパにでかけるが、見るほとんどの車が私の期待を裏切るものが多い。
しかし今回は2台もの素晴らしい固体に出会えたことが大変うれしい。
東京到着予定はいずれも8月。

  by cavallino-cars | 2018-05-30 11:21 | Comments(0)

久しぶりの英国滞在

土曜日の午後、マンチェスター空港でヒースロー行きの飛行機を待つ間、ラウンジで過ごした。
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この日はアンドリュウ王子の結婚式がライブでテレビ中継されており、英国の王室に対す関心は非常に高いことを感じます。
国民全体がこんなにも祝福することに驚くとともにその文化の素晴らしさを感じます。
日本でも英国王室と変わらない天皇家が存在しますが、ここまでの盛り上がりはないように感じます。
やはりその歴史や文化の違いなのでしょう。
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ロンドン上空からみた英国の風景はまさにイギリスといった感じの建物があります。
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日曜日は久々のオフ。今回は空港近くのプールのあるホテルをさがしてMarriott にしました。
英国は久しぶりの快晴。ドレスデンと比べ、気温も20度と10度近くも高いです。
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朝の7時にはジムのマシンはいっぱいになるほどトレーニングにはげむ人が多くいます。
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プールも午前中は体育会系の人ばかりで何十往復もしています。
私も今回は50往復もしてしまいました。いつもは25メートルプールなのでMarriott の20メートルプールは楽に泳げてしまいます。
プールのあとは空港で買ったオレンジジュースとカットしたスイカをいただきました。
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スイカはBritish Airways のクルーが買っていたのをみて、私も購入。スイカは1.7ポンド、250円。
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フレッシュの搾りたてオレンジジュースは3ポンド、440円。前にオレンジをたべてとても美味しかったのをおぼえていて購入。
どちらも非常に美味しくフルーツ好きの人にはお勧めです。ちなみに水は1リットル1.3ポンド、190円。

月曜にはパーツショップと何台かの308を見に行きます。

  by cavallino-cars | 2018-05-29 20:27 | Comments(0)

79y ティレル formula1

5月19日早朝6時発のLufuthansa2131便でドレスデン空港からミュンヘン空港経由で英国マンチェスターに向かいます。
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初めて飛行機の扉がタラップになる機に乗りました。ミュンヘンまでは55分。7時の到着。
マンチェスター行きは8時半発なのでLufthansaのラウンジにいってみました。
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土曜の早朝ということもありガラガラです。
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ミュンヘンからマンチェスターまでは2時間5分のフライト。
今回は前回雪が残る英国で見てきた1979年のタイレルのF1がほとんど走れる状態になったというので伺った。
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のちにフェラーリのF1 drivr になったPironi が乗っていた車両。
昨年Masters というクラシックのF1のレースのモントリオールGPでクラッシュし、フロントアームの交換作業がやっと終了したのだ。
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初めてコックピットに座るとセンターにタコメーター、その上にはデジタルの812やF12,488 などのLEDステアリングと同じエンジンの回転のリミットを示すモニターがつく。但しこれは後つけ。当時のドライバーはタコメーターのみを見ていた。
レブリミットは10000回転。
右には油圧計,水温計、左にはフュエルプレッシャーゲージとその下にはエンジンをかける前の水温計がつく。
タコメーター下のオレンジのライトは油圧の警告灯。
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F1エンジンはエンジンを始動する前にエンジン内の水温をあげてから始動する。
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今回も始動前にDFVエンジンのカムカバーをさわるとすでに暖かくなっていた。左下の水温計は50度をさす。
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上の写真の右上の黒いボックスからでているホースがエンジンに繋がれ温められた水をエンジン内に戻している。
左にはイグニッションSW,その下はフュエルポンプのカットSW。
フュエルポンプは始動時だけOnにして走行時にはOFFにするらしい。
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右の赤いボタンは消火器のSW。その下は雨の時に点灯させるリア赤いライトのSW。非常にシンプル。
初めて踏むF1のクラッチは予想していたものよりは軽く、308とそれほど変わらない。
残念ながらシフトレバーとはまだリンクされていなかったためギヤの入りは確認できなかった。
当時アルミニュウムで作成されていたブレーキペダルなどのペダル類は今ではすべてFIAのルールで鉄製に変更されている。
アルミは軽いが徐々に変形し、突然折れるという危険性があるからだという。
当時はこんな小さな部品まで軽量化をはかり、コンマ何秒でも速くしようとしたのです。
コックピットに座り、このボディで812と同じ加速をすることを想像しただけでその加速の怖いほどの凄さがわかる。
リアウイングやサイドスカートによるダウンフォースはどれくらいのものなのだろう。
今月末にはドニントンパークサーキットで事故後初のテストが行われる。
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ニキラウダやビルヌーブ、ジェームスハント、エディチーバー、ジャッキースチワートらが走った時代のF1は今見ても実に美しく魅力的だ。一度でいいからサーキットでそのステアリングをにぎってみたい。

  by cavallino-cars | 2018-05-29 15:50 | Comments(0)

chassis#13370のDino208gt4

5月18日Lufthansa204 便でフランクフルトからドレスデン空港に向かいます。
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フランクフルト国際空港とは異なり、ドレスデンは小さな地方空港。駐機している飛行機も2機ほど。
気温は11度。日本に比べ10度以上低いです。

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ドレスデンからはレンタカーで目的地のSchneeberg に向かう。
途中の高速は有名なアウトバーン。
走行車線ではどの車も時速150kmほどで走っています。
空港から約100km。1時間ほどで到着。
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今回の目的は走行わずか13,650kmのDino208gt4。

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フロントウインドウはオリジナル。一度も交換したことがないのはメッキのモールのコーナーの納まり具合や新車時に貼られた空気圧のステッカーが残っていることからもわかる。
ワイパーブレードはCARRELLO製のオリジナルがつく。
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フロントフード上のダクトも208のオリジナルのシルバーで、
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スペアタイヤセクションのカバーはクラックしているものが多い中、この車の状態は素晴らしい。
ブレーキオイルタンクのチェック用の点検口をおおう丸いカバーまで揃う。
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ヘッドライトをおおう黒いプラスティックのカバーをとめるネジは小さなプラスのものでこれも当時のもの。
納まりもちりも完璧です。もちろんヘッドライトも78年にマラネロをでてきたままのものがつく。
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エンジンルームはエアクリーナーとオイルクーラーにつくホースのアルミ製のバンドも金色の当時のものがすべてつくのもいい。
エアクリーナー上部のマルネジも当時のもの。プラグホールカバーは新しいものに交換されている。
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リヤトランクフードの生地も麻のようなオリジナル。その状態もご覧のようなコンディションだ。


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もちろんマフラーもシングルパイプのオリジナル。
内装はすべてオリジナル。
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ステアリングのレザーの傷みもほとんどないことからもこの車のコンディションがわかる。
唯一異なるのはホーンボタンが跳ね馬のがついていること。
これはおいおいオリジナルのDino のものを捜していけばいい。

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運転席側につくVitaloni 製ミラーも打刻のある当時のものだ。

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念のためドア下の腐りがあるかも確認。
もうこの車を買わない理由はどこにもない。
このような状態の車にはいつ出会えるかわからないほど貴重な1台なのです。
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メーターがきちんと作動するかどうかの確認のためにSchneeberg の街を数キロ走る。
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エンジンはプラグがかぶりぎみで本来のトップエンドまでいっきに吹け上がる208ならではの加速はしなかったが、
キャブレターの調整で本来の調子をすぐに取り戻すだろう。
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メーターはすべて作動し、距離計も動いていることを確認した後、ミッション、ブレーキなどのテストをして終了。
今回はタイミングベルトをいつ交換したかが不明なため、最小限の試乗でお店に戻り、購入させていただいた。
このショップのオーナーの故郷がボローニャでその知り合いから譲り受けたとのこと。
ドイツにはまだきたばかり。まだナンバーもつけてない状態。
時間を作ってきた甲斐がありました。
5月11日から今日までホールドしていただいた社長のSpahoさんには本当に感謝したい。
日本には7月到着予定。
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今夜はドレスデンの空港近くのホテルに泊まり、明日の朝6時の飛行機で英国のマンチェスターに向かいます。


  by cavallino-cars | 2018-05-27 15:19 | Comments(0)

arrivo!! Benvenuta a Tokyo!!



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3月の雪降り積もるドイツのOffenburg から譲り受けたDino208gt4 が無事横浜本牧埠頭に到着した。
これから板金工場にむかう。リアの欧州ナンバーの穴埋めやボディの塗装の補修作業を行う。
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その後、タイミングベルト交換を含む作業を行う予定。
すでにこの車両は仮契約済み。整備が済んだら実際にご覧頂いて、正式にご契約いただくかどうかをご判断いただきます。


  by cavallino-cars | 2018-05-25 16:12 | Comments(0)

812superfast

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初めて599に乗った時はその加速の凄さに何人のオーナーが高速でフルスロットルに出来るだろうかと思ったほどだ。
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その後に発売されたF12は首都高速でアクセルを全開にすると、あまりに速く、ステアリング上部に付くLEDの表示が全て点灯するまでアクセルを踏み続けることができないほどのGを背中に感じた。少なくとも599では赤いLEDライトの右端が点灯するまでは恐怖心はなく踏めたがF12のパワーは強烈でステアリング上部のLEDが左から右端まですべて点灯するのを確認するまでアクセルを踏み続けるにはサーキットのような場所以外では躊躇するほどなのです。

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F12 は初めてF40をフル加速させた時よりも格段に速く、フェラーリ史上最大の740馬力の加速は想像以上。
トラクションコントロールをオンにしていてもリヤタイヤが空転し、テールが左右に動くほどだ。かつての重く、スポーツカーとしてのレスポンスがV8に劣るというイメージはF12からは全く受けない。
一度この12気筒の加速を体験してしまうとあれだけ速く感じた488がアンダーパワーに思えてしまう。
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812はさらにパワーアップされ800馬力となる。F12から乗り換えた印象はクラッチの繋がりが実にスムーズとなり、特に低速時に感じたF12のシフトショックが全く感じられず、助手席にすわり、目を閉じていればメルセデスに乗っているのかと思ってしまうほどだ。

その足回りでも同様でF12で首都高の継ぎ目でゴトッと感じたショックも812からは何も感じられないほどスムーズになっている。
70年代のF1と同じ加速が一般道で誰にでも体験できてしまうことは技術の進歩として当然評価出来る。
一部の方はエンツォが存命していた頃の美しさが失われ、上場したフェラーリに創業時のスピリットが無くなったと批判的な人もいるようですが、一度でもF12や812に乗って1速、2速、3速とアクセルを踏み続ければ、フェラーリがピュアスポーツであることを理解するはずだ。
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上の写真は812。ミラーのステーがF12 (上から2番目の写真)と比べるとリアフェンダーがでているために長くなっている。

問題は800馬力を公道で十分に楽しめるかどうかだろう。レース経験のある私でも怖いほどの加速をする812を公道で限界に近いコーナリングを楽しむことは難しい。
コーナーで少しアクセルを緩め、ノーズがスーッと中に入ってクリップを抜けていくスポーツカーならではのドライビングはもはや一般道では不可能だろう。
これからますますパワーアップされ、近い将来1000馬力のフェラーリも登場する日が来るかもしれない。

全て電子制御でとてつもなく速く走れる車より、その車をコントロールして走る喜びが得られる車こそがスポーツカーと呼ぶにふさわしいと考える。800馬力の812は実に素晴らしい車でその速さはデザインを超越するほど印象的だ。と同時に初めてスポーツカーを乗る方には極めて危険な1台とも言える。何台もフェラーリを乗り継いで来られた方だけが乗りこなせる車なのです。

異次元の速度を体験できるsuperfast とクラシックフェラーリを乗り比べると40年のフェラーリの進化を感じる。
モダンフェラーリに乗って308GTBやDinogt4 の素晴らしさもまた再認識できる。
5000万円という高額な価格を支払えば、公道で誰でも70年代のF1と同じ加速が楽しめてしまうという時代がきた。

  by cavallino-cars | 2018-05-25 10:17 | Comments(0)

Chersee から関西へ


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ゴールデンウイーク明けの14日の月曜、2009年に英国のチェルシーから譲り受けたgt4が日本での2人目となるオーナーのもとに納車された。
今回は40年ほど前の車にもかかわらず、乗られることはもちろん、見られることもなく、購入いただいた。何度もご来店をお勧めしたが私を信用していただきこれほど嬉しく、また責任を感じたこともない。もちろんこのようなコンディションの固体は今では非常に貴重で、探してもそう簡単に出会えるものではないとの自負もある。


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地方の納車には基本的にはたちあわずに来店された時に取り扱いの注意点を説明するのが常ではあるが、今回は実際にオーナーにお会いしたく関西までうかがうことにした。


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1時間ほど試乗しながら取り扱いの注意点を説明したが、他に何台ものクラシックをお持ちのようで、その取り扱いにはかなり慣れており、不要な説明もしてしまったようにも思えた。しかし、独特のエンジンの始動方法や、コックピットを離れてのエンジンをかけっぱなしでのアイドリングではプラグがかぶってしまうこと、再始動時にアクセルペダルを床まで踏んでしまうとプラグが濡れすぎてエンジンがかからなくなってしまうこと、始動前にはエンジンルームのエアクリーナーのネジがきちんとしまっているかを確認することなど、他のキャブ車にはない注意点もある。
そして一番気になったのはトラックから降ろして初めてご覧いただいた時の印象だった。思っていた以上に綺麗とのことでとても喜んでいただき大変嬉しく思う。



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以下は納車当日の夜にいただいたメールです。

本日はありがとうございました。早速40kmほど乗ってみました。
とても気持ちよく乗れました!
想像以上にエンジン気持ちよく、軽やかでありながら、剛性感がっちりで大変満足です。有難うございました。これからどんどん乗って満喫したいと思います。

gt4は見ても美しいが、それ以上に運転するとこれほど楽しい車はない。
飽きっぽい私が10年近くも乗るたびに魅せられ続けられている理由はそこにある。
いっきにトップエンドまで吹け上がるエンジンと甘美なサウンドはこの車の大きな魅力の一つだ。しかし残念ながら多くのgt4はきちんとした整備がされずにこの気持ち良さをオーナーに感じてもらえない。
それが日本での評価があまり高くなかった理由のひとつだろう。

1stオーナーに渡ってから弊社でメンテナンスは行っておらず、入庫時には本来の調子とはほど遠いものだった。デストリビューターキャップ、ローターなどを交換し、キャブレターの調整を行い私が初めて英国で乗って虜になった状態に戻ったのだ。
同じコンディションの車は1台もないが、私はアクセルを踏んだ時のレスポンスはどれも同じような状態でお届けしている。

40年前にマラネロから出荷されたgt4が2018年の現代でも十分に刺激的で、運転して実に楽しいことは何度もお伝えしてきたとうりだ。

ご丁寧なメール有難うございました。
またインプレッション是非お聞かせください。



  by cavallino-cars | 2018-05-20 18:06 | Comments(0)

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