ブラボー!!

結果はご覧のとうり。

来週には、タイミングベルト類の交換をすませ、マテックスにクリーニングのため入庫する。ショールームには9月10日には展示できるはずです。
今回の作業は25年以上お世話になっている神奈川県の宮前平にある板金工場、ボディショップカワナ(044-976ー9990)にお願いした。
川名社長とは私の初めてのDino 246gts をオールペイントしてもらってからの付き合いだ。
当時は自分の工場をもたず、雇われの身だった川名さんはフェラーリが大好きでこの世界に入ったような人。
残業をして納得のいくまでラインをだしてくれた。当時勤務していた会社からは残業手当などもちろんでない。
完成までに2年ほどかかったが、その出来ばえは今までみたどのDino よりも美しかった。
まぁあの頃は彼も若かったのでDino に触れるだけで嬉しかったのだろう。
午後の10時ごろ工場を覗くと明かりがついていて左右のボディラインの違いがないようにフェンダーを正面からみては形を整えていた彼を思いだす。
あれからカウンタック、512BB、328GTB、246gt、308QV、何台ものオールペイントをしてもらってきた。
そのどれもが素晴らしく、期待を裏切るような仕上がりのものは1台もなかった。
私が信頼する唯一の板金工場だ。
今回はなんとリヤバンパーを塗ることなく写真のように補修してくれた。
バンパーより10cmほど短いステーを作成し、ボデイとの接続チューブの上に溶接して下がったファイバーのバンパーを持ち上げて元々のラインに戻したのだ。
川名氏いわく、パテをつけて塗ればその場はきれいになるが、再び熱で下がる可能性がある。反対側も下がる可能性もある。何といってもリヤが重くなるデメリットが一番大きいとのこと。
こんな作業をしてくれる工場は私は他には知らない。
マラネロのカロッツェリアのような仕事をしてほしいならここに連絡することをお勧めします。
私のブログを見たと言ってくれれば、ワンランク上の仕事をしてくれるはずですよ。
▲ by cavallino-cars | 2012-08-31 20:10 | Comments(0)