Alfaromeo 8C

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2003年秋のフランクフルトショウでの発表から6年後の2009年2月からデリバリーが始まった
Alfaromeoの限定モデル8Cコンペティツォーネ。

総生産台数500台のうち日本には70台がデリバリーされた。

この車の特徴はなんといってもフロントの美しさだ。
イメージカラーは赤のメタリックだが、
個人的にはこの黒の方がより迫力あるマスクで好きだ。

内装はカーボンずくし。もちろんボディも。
万一ぶつけてしまったらパーツだけで
おそらく市販のALFAが1台買えてしまうだろう。

Ferrari California と同じシャーシを使っていると噂されていたが運転した感じは
全く異なるものだった。

8Cの方が荒削りな印象。
重いステアリング、アクセルを戻した時のバックファイアの音、
硬い乗り心地、強固なフレーム。

8C は男の車なのです。

Californiaのようなデイリーユースには向かない。

コーナリングは限界は高いものの扱いやすく、スーパースポーツに値する。
しかしF40を初めてドライブした時のような高揚感はない。

総額2700万円とCalifornia とほぼ同額。

個人的に気になるところは4つ。

乗った時にシートベルトのバックルを取る時に必ず
カーボンパネルにあたり、ガタガタと音がする。
高価な車だけに傷をつけているようで非常に気になります。

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アクセルペダル、ブレーキペダルが異常に大きい。
なぜこんなに大きくしたのか不明。
メーカーに聞いてみたい。デザイナーの意見か、それとも踏みやすさからなのか。

アクセルペダルのストロークが短い。
全開にしてもFerrari の半分くらいの踏みしろしかない。

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ブレーキを踏んだ時、ハイマウントライトの光がトランクにもれ、
リアガラス付近が赤くなり、バックミラーに写り込む。

これは単純に遮光の問題。

これらの小さい問題を解決して欲しいと思うオーナーはいると思うのですが、
70人の日本人オーナーのご意見はいかがでしょう。

  by cavallino-cars | 2009-11-11 21:05 | Comments(0)

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