Alfaromeo 8C

Alfaromeoの限定モデル8Cコンペティツォーネ。
総生産台数500台のうち日本には70台がデリバリーされた。
この車の特徴はなんといってもフロントの美しさだ。
イメージカラーは赤のメタリックだが、
個人的にはこの黒の方がより迫力あるマスクで好きだ。
内装はカーボンずくし。もちろんボディも。
万一ぶつけてしまったらパーツだけで
おそらく市販のALFAが1台買えてしまうだろう。
Ferrari California と同じシャーシを使っていると噂されていたが運転した感じは
全く異なるものだった。
8Cの方が荒削りな印象。
重いステアリング、アクセルを戻した時のバックファイアの音、
硬い乗り心地、強固なフレーム。
8C は男の車なのです。
Californiaのようなデイリーユースには向かない。
コーナリングは限界は高いものの扱いやすく、スーパースポーツに値する。
しかしF40を初めてドライブした時のような高揚感はない。
総額2700万円とCalifornia とほぼ同額。
個人的に気になるところは4つ。
乗った時にシートベルトのバックルを取る時に必ず
カーボンパネルにあたり、ガタガタと音がする。
高価な車だけに傷をつけているようで非常に気になります。

アクセルペダル、ブレーキペダルが異常に大きい。
なぜこんなに大きくしたのか不明。
メーカーに聞いてみたい。デザイナーの意見か、それとも踏みやすさからなのか。
アクセルペダルのストロークが短い。
全開にしてもFerrari の半分くらいの踏みしろしかない。

ブレーキを踏んだ時、ハイマウントライトの光がトランクにもれ、
リアガラス付近が赤くなり、バックミラーに写り込む。
これは単純に遮光の問題。
これらの小さい問題を解決して欲しいと思うオーナーはいると思うのですが、
70人の日本人オーナーのご意見はいかがでしょう。
by cavallino-cars | 2009-11-11 21:05 | Comments(0)