Treviso を後にし、次に向かうのはVerona。あのロミオとジュリエットの街。
目的は走行25000㎞の1988年製のGTBターボです。

イタリアでは黄色の枠は駐車可能。ブルーの枠は専用のクルマしか止まれません。待ち合わせ場所の一つの空きの黄色の枠にクルマをとめて料金を払おうとしましたが私の携帯ではアクセスできず、結局オーナーが来てから払っていただきました。イタリアの駐車事情は本当に複雑です。以前知らずにブルーの枠に停め、罰金を取られたこともありました。
さて地下にあるガレージに実車を見に行きます。

ぱっとみて水垢だらけなのにまずがっかりしますが、磨けば綺麗になると気を取り直してチェックすることに

まず気になったのはリヤバンパーの熱による変形、上の部分のボディとの隙間が同じでないのがわかりますか?

サイドにあるピニンファリーナのエンブレムもリアにこすった跡があります。


決定的だったのはフロアマットがオリジナルでなかったことでした。オリジナルはかかとがあたる部分がゴム製のものなっており形状が異なります。しかもオリジナルのフロアマットは手に入れるのが困難。

おそらく走行距離は間違いないのでしょうか、残念です。

というわけで試乗もすることなくミラノのホテルに戻ることにしました。
気にしない方もいらっしゃるでしょうが、自分なら欲しいか、そうでないかを購入の基準としているので今回はパスしました。