最後にミラノに来たのは2010年12月の末だったと記憶しています。
その時に比べ、チェントロは新しい高層のオフィスビルやマンションができ、街の雰囲気は極端に変わりました。
歴史的な建造物と新しい建物が混生する街になってしまいました。
歴史的な建造物の後ろには高層のオフィスビルがあるこの光景はかつてのミラノにはありえません。
これも時代の流れでしょうが、寂しく思います。
今回アルファが最終日にご招待いただいたレストランはミシュランで1つ星を獲得しているRISTRANTE BELTON。
近代的な建物の脇の細い道をすぎるとその入口があります。
前菜はサーモンをサワークリームと合わせ、上にいくらを載せて海苔でっくるんだものに、
ツナソースの入ったトウモロコシのタコス、あとの2つはよくわからないけどどれも繊細で美味しいのは間違いない。
プリモはアーティチョークのグリルにリコッタとコーヒーのソースがけ。
それにリゾットのオリーブオイルクリーム。
セコンドは子牛の赤ワインソースにヘーゼルナッツソースを加えたものに人参のフリットが添えてある。
デザートは2つサーブされ、
一つはマンダリンオレンジのシャーベット。皮は凍らせてあり、中はシャーベットでかき氷の上の載せてサーブされます。
2つ目はこれ。玉子かと思いましたが、そんなわけがない。
おそるおそるスプーンで割ったらチョコレートのカラに包まれたヨーグルトとマンゴーソースのデザートでした。
まるで半熟卵です。フランス料理のような美しさと驚きもあり、どれも非常に美味しかった。
ここでしか食べれないものばかりでした。
ミラノの高級レストランは昔からほとんどこのようなフュージョン系のイタリアンです。
こちらは前日にミュージアムの館長の Lorenzo さんと広報の Camilla さんにご招待いただいたRistorante Giannino のプリモピアッティの半熟卵のヨーグルトとリコッタソース?のサマートリフがけ。
イタリア人でも写真をとるほどの素晴らしいお店にご招待いただきました。
La ringrazio molto!!