連日30度超えの天気が続く、この季節。
日中のドライブはエアコンの効きも今一つ。さらにエンジンルーム内は80度を超える勢いです。
この高熱は電装系にもいいわけはありません。プラグコードをはじめ、あらゆるものの劣化をすすめます。
今回はgt4のオルタネーターがダウン。
本来の発電をしなくなり、エンジンの始動ができなくなり、入庫してきました。
日中にキャリアカーできましたが、室内のスイッチ類は熱くて触れないほど。
オルタネーターを外し、オーバーホールを実施。
ついでに本体の錆びによる劣化を防ぐために、まずはクリーニングをして汚れを落としてから塗装を施して取り付けます。
取り外した時は触ると手が真っ黒になるほど汚れた状態でした。
見えないところに取り付けるので、ここまできれいにしたことをオーナーにも見ていただきたく今回はアップしました。
本体のシルバーの部分はもちろん、プーリーも汚れを一度落とした後に塗装してから組み込みしています。
一度上がってしまったバッテリーも心配なので、新しいものに交換します。
交換せずに再び、路上で止まってしまうことを考えると安い出費です。
クラシックカーのオーナーの皆様、真夏の外出は出来るだけ避けた方がいいでしょう。
特に渋滞は避け、もしドライブにでかけるようなら外気温の低い、早朝か夜が望ましいです。停める時は日陰にして、エンジンフードを開けて熱気を逃がしてあげて下さい。もっとも35度を超えるような天気の日はたとえフードを開けても冷却効果は少ないと思いますので、出来るだけガレージに納めておくことをお勧めします。