308初期モデルのフェラーリエンブレムの違い

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上段の初期型の308のエンジンフードにつけられているシルバーの Ferrari のエンブレムは真鍮でできているのに対し下の328などにつけられているものはアルミ製。
持ち比べるとその重さがまったく異なる。後期のものの方が圧倒的に軽い。
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重さだけでなく質感やその形も異なる。初期型のものが上。
初期型は長く伸びたFの上のバーから e r r a r i の文字をつなぐラインが文字と同じツラ位置になっている。
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エンジンフードに差し込む左右についた棒には初期型にはピッチが彫られていて、裏からナットでとめるようになっている。
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それに対して下の後期型のものは errari をつなぐ縦のバーが文字よりも一段低くなっている。
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しかもフードに固定する棒にはピッチがなく、つるっとしています。
後ろから丸いリングを押し込んで固定するタイプ。

初期型はアルミブロックのエンジンをつくるような型に真鍮を流し込んで、出来上がったものにメッキをしたのでしょう。
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バーはピッチを切ったものを後で溶接したか,作ったものに切り込みを入れたのかもしれません。
片やアルミ製のものは型で作成し、アルミ製用のアルマイト塗装をしただけのもの。
初期型の方がはるかに時間と手間がかけられています。
2つのデカールを持ち比べると初期型の重厚感に対し、後期のものは軽くチープ感は否めません。
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上は308ファイバーグラスのデカール。
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これは412のトランクフードにつけられたエンブレム。
実際に持ち比べなければわからない違いですが、クラシックフェラーリにはこのように一目ではわからないところにも丁寧に時間をかけて作られたものを使用しています。こんなところにも美しさの秘密があるのです。

  by cavallino-cars | 2023-05-21 12:17 | Comments(0)

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