
本日デュセルドルフから譲り受けたファイバーボディの308のエンジン調整を行いました。

まずはエアフィルターを外します。さすがにこれは再使用するには汚れがひどいため、新しいものに交換します。

左が新品、右は今まで装着されていたもの。

ファンネルをとりはずすためにナットを外します。

ナットはすべて新品がついていました。こんなところからもこの308がいかに扱われてきたかが伺えます。

フュエルホースも交換され、金属製のバンドも新しい。

ガソリンの流路のバンジョーにつくレンガ色のベイクライト製のワッシャーも新品に交換されています。

プラグをはずすためにプラグホールキャップをとると赤のサプレッサーが見えます。こちらも新品です。
点火時期やタイミングなど一通りの調整、点検を終えて、試乗。
エンジンはトップエンドまであっという間にふけ切り、その力強いトルクはこの308の42,280㎞という走行距離が実走行であることを証明しているように思います。

それにしてもこの乾いたサウンドの心地よいこと。お聞かせできないのが残念です。

これから排気ガステストの予備検査を受けるために工場に回送します。
ご購入されたO様、大変よいクルマですので楽しみにお待ちください。