10月にドイツのデュセルドルフから譲り受けたファイバーグラスの308GTBが通関がきれて今朝引取りに行ってきました。

あいにくの雨ですが、それとは裏腹に心は弾みます。

陸揚げされたコンテナの扉を開く時はいつもワクワクします。46年間をヨーロッパで過ごしてきた珠玉の1台が縁あって日本にやってっくる感激に胸が熱くなります。

フロントフード下のキルスイッチをON にしてコックピットに滑り込み、クラッチを踏んでセルを回します。待つこと8秒ほど。初爆があり、エンジンが目覚めます。外気が低いので白い煙をマフラーから出しながらあの乾いたサウンドが埠頭に響きます。

ゆっくりとコンテナから出して、外観のチェックをします。いつものルーティンです。

それにしてもこのアボリオサファリという色は実にエレガントで写真でみるよりはるかに美しい。


このファイバーは現地で購入した時の様子をブログにアップした時にそれをご覧になったお客様がすぐにデポジットをお振込みいただき、ホールドされました。弊社からご購入いただくのは今回で2台目。

私を信頼してくださり、見ないでご契約いただきました。実にクルマ屋冥利につきます。
もっともこの308を見て気に入らない人は誰一人としていないでしょう。
本当は見に来ていただき、その素晴らしさを確認していただきたかったです。
今からオーナーの満足されたお顔を拝見するのが楽しみです。

年内はショールームで預かり、ETCなどの取り付けを済ませ、年明けに予備検査を受ける予定。
納車は来春。

こんなミントコンディションの308がまた日本にやってきました。
最高のクリスマスです。
Buon Natale!!