12月4日午後11時45分羽田発のJALでヘルシンキ経由でデュッセルドルフに向かいました。

朝6時半に到着したヘルシンキはマイナス10度。ここで乗り換え、目的地のデュッセルドルフ空港に着いたのは午前9時15分。外気温は5度。空港からレンタカーを借りて100㎞程離れたオランダに向かいます。

雪の降る中を1時間。ドイツとオランダの国境はいつの間にか超えて目的地に到着。

ガンメタリックの外装に

ワインカラーの内装。

センターコンソールのレバー類も美しい状態をたもっています。

フロアマットや足元のラバーの傷みもほとんどありません。

これは運転席の左下につく時計に油温計。時計もきちんと作動していました。
レザーシートの状態もすこぶるいい。

ドアを開く内側のレバーの下にはオリジナルの凹型のレザーのカバーが左右ともについています。


フロントにはショートスポイラーがつきます。

ドイツの Kassel にある OFFICIAL Ferrari Dealer の Eberlein automobile でタイミングベルトはもちろんベアリング、エアコンとオルタネーターのベルト、カムカバーガスケット、デスビガスケット、水温センサー、交換を含む整備とタイヤも新しいものに交換済み。

そのドキュメントもあります。

エンジンフード下のトランクルームにあたるところには当時のカーペットがまだ貼られたまま。

トランクには工具が揃います。

マフラーもシングルパイプのオリジナルがつきます。

ヘッドライトの隙間も一定で事故などの形跡は見当たりません。

運転席側につくドアミラーは当時のオリジナル。カバーにVitaloni と文字が彫り込まれ、楕円形の土台はリプロのプラスティック製ではなく、当時の鉄製のものがつきます。

うれしいことに前のオーナーは2016年の4月に今では70万円ほどかかるクラシケを取得。



このクルマがすべてオリジナルであることを証明しています。装着されている16インチのホィールも当時のオリジナルで交換されていないとも記載されています。

これは前のオーナーが撮影した走行シーン。

年明けには船に載り、2023年には日本の大地を走ることになります。
また素晴らしい1台がやってきます。