2019年の7月北イタリアのフランス国境に近い街Aosta。
ここから譲り受けた1オーナーのgt4。2019年9月に日本に到着後、
弊社にて整備を実施。
ホースはもちろん、ブッシュ、ステアリングラックなども交換、オイル漏れなどの修理を済ませ1stオーナーに納車。
これは納車前に交換した部品一式。
その車が再び今月弊社に戻ってきました。
弊社が輸入したgt4で美しい薄いグリーンのメタリックの外装はこのクルマだけ。外に出すと少しブルーがかったグリーンに見えます。なんともいえない美しさです。走行わずか38000キロ。
オリジナルのホーンボタンや初期型のキャップ付きのホィールや薄い初期型のみのバンパーなど。まるでプロトタイプのような美しさを放っています。
マニュアルケース、マニュアル、新車時の保証書はもちろん、
デリバリー時についてきたオリジナルのエンジンキーとドアキーが2セットも揃うクルマは今ではそれだけで非常に貴重です。しかもDino と書かれたキーホルダーもついています。
今回Vicenza から譲り受けたDino208gt4 を予約いただいたお客様がこのクルマを見に来られ、大変気に入られ
来月到着予定の上の写真のクルマをキャンセルされ、このgt4をご購入いただきました。
数か月前に実際に208gt4に私の横にお乗りいただき、40年前のクルマからは想像できない加速感やコーナリングスピード、そして手作りならではの美しさにすっかり魅了されて購入を決めていただきました。
なんと246Dinoも所有されているとのこと。gt4には246にはない楽しさがあるとおっしゃられていました。
その意見には私も同感です。もし今246が同じ価格なら私でもどちらを買うか迷うと思います。
Aosta から日本に来たこのgt4。今ではなかなかこのようなコンディションのクルマに巡り合うことは少なくなりました。
今月中には1年点検とキャブ調整、コーティングなどをすませ、来月には納車予定です。