308やgt4のオーナーなら誰しもがエアコンを入れると細かいスポンジが噴き出し口から飛び出してきた経験があると思います。
今回は575。
エアコンの吹き出し口が多く、しかも308 に比べ径が大きいために一気にスポンジが勢いよく噴き出し、湿って汚れたスポンジのために服につくとクリーニングに出さないと汚れが落ちない。エアコンを頻繁に使用する夏になるまで全くこの症状がでなかったので今回はその対策のために入庫。
まずは中央の3つと左右の2つの吹き出し口をすべて取り外し、フラップの部分をきれいにします。これだけでもかなり改善はされますが、やはり本体の汚れを取らない限り完全にはとりきれません。
次にダッシュボードをすべて脱着。エアコンの冷気が通る本体を取り外します。
上についたビニールのカバーをめくると
べったりと湿ったスポンジがこびりついています。これを特殊な液剤ですべてきれいに取り除きます。
そして新しいスポンジに交換。
最後に組み付け、ダッシュをとりつけて完了。これで10年くらいは大丈夫なはずです。モダンフェラーリによくあるスイッチ類のベタベタ月の修理やエアコンのスポンジなどの修理に要する費用はそれぞれ、70万円と45万円ほど。ちなみに308にはスイッチ類がベタベタするなどのトラブルはありませんし、エアコンの吹き出し口が小さいためにたまに乾いたスポンジの2mmほどのものが噴き出す程度。実害はあまりありません。ちなみにエアコンダクトのべた付きや、スイッチなどのベタベタするトラブルがでてくるのは348からです。