TOM'S formula college skill up course

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本日富士スピードウェイにTom’s主催のフォーミュラ4によるドライビングスクールに参加してきました。
パイロンをたてた特設コースでプロドライバーのアドバイスを受けながら1回30分のセッションを2回走ります。
最初のセッションはヘルメットのバイザーを降ろすとコースが見えないほどの雨で、バイザーが曇り、3速に入るストレートエンドでの左コーナーの入り口が見えず怖い思いをしました。周回を重ね、コースになれたところで終了。走行後にここはアクセルを全開にとか、ここでアクセルを開ける時は気を付けないとスピンするので注意とか、ヘアピンでのブレーキポイントはもっとギリギリまで奥になどのアドバイスを受け、少し小ぶりになってきた雨の中、2回目のセッションへ。視界がよくなったこともあり4秒近くタイムアップ。それにしてもFormulaのドライビングは普通のスポーツカーと異なり、チョット早めにアクセルを開けただけですぐにスピンモードにはいります。かなり神経を集中させながらアクセルをゆっくり開ける必要があります。ブレーキは一般車に比べ極端に効くのでコーナーギリギリまでアクセルオンでもブレーキをガツンと踏めば簡単に減速します。制動距離は一般車にくらべ半分以下。慣れれば簡単にできるようになりましたが、最初は一般の箱のクルマでの癖でどうしても早めにアクセルを戻してしまいます。アクセル全開からフルブレーキングで入るシケインではさすがに何度かフロントタイヤをロックさせましたがブレーキペダルから足を少し上げればロックは解除され曲がっていきます。
普段ABS付のクルマに乗っているとなかなか体験できないことです。
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160馬力でも車重が600キロにも満たないこのクルマは2速で回るコーナーの立ち上がりでアクセルを全開にすると今日のようなウェットコンディションではホィールスピンしてグリップを一瞬失うほどのパワーです。2速全開のストレートから少しだけアクセルを戻し、コーナーをクリアし、再び床までアクセルを踏み込むセクションではこの雨でも一般車では考えられないような速度でグリップしながら曲がっていきます。2セッション目を終えて各コーナーでのブレーキポイントや走行ラインなどを再び指導してもらいました。もう1セッションあれば後2秒くらいは確実にタイムを縮められたはず。2速全開で入っていく緩いコーナーでのグリップ感はフォーミュラーカーならではの醍醐味でした。この雨の中で一般車では決して体験できない貴重な経験でした。

  by cavallino-cars | 2022-03-19 01:29 | Comments(1)

Commented by 青銀赤 at 2022-03-22 09:48 x
いつもブログを拝見しています。
せっかくの日の雨に、グチひとつ言われないのがさすがHasumi氏だと感じました。
レーサーの感覚ですね(笑)。

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