308GTBのQVを車検でお預かりした。エアコンが効かないので原因を探っていったら高圧ホースからガスが漏れていることがわかり、ホースを交換。

修理後は昨日の外気温31度でも室内はワイシャツをきていても背中に汗をかかないほど快適に過ごせる。4000回転ほどエンジンを回すと右後ろからビーンという振動音がする。
原因は助手席後ろにあるダクトの奥につくコンプレッサーの低圧ホースがダクトからエアクリーナーまでエアをおくるプラスティックのカバーに振動でふれることが原因だろうということに。
ホースに緩衝材をまき、走行してみると見事にとまり、問題は解決。

その後テスト走行をしていると20分しているうちに助手席の足元に水滴が落ちている。
ETCの奥の赤いかーぺットの上に水がひかってしたたっているのが確認できます。

原因はエバポレーターを覆うカバーのつなぎ目からの水漏れ。センターに亀裂がはいっているのがわかります。
シーリングをしたあとも残っています。もともと左右がわかれているものをセンターでつけているため。
そのシーリングが劣化したもの。

まずサンドペーパーで表面を滑らかにします。水を下に落とすドレインはついてはいるのですが、最下点より1センチほど高い位置についているため、加減速をくりかえすとたまった水がその隙間から漏れてくる。

最後に上の写真のようにシーリングをして解消。

QVのオーナーの方は右後ろから4000回転でビーンというビビり音がしたり、助手席の足元に水滴が垂れてきたらこれが原因だと思われますのでご参考までに。