キャブ調整

一度調子のよい状態のgt4を乗ってしまうと、すこしでもプラグがかぶったり、点火時期のくるってしまうとまるで別のクルマに乗っているようでオーナーにとってこれほどストレスなことはない。
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今回車検で入庫したDino208gt4 はそこまでひどい状態ではなかったが、スムーズさに欠ける。
マフラーをオリジナルに戻したこともあり、エンジン調整を行いました。
点火時期を少しだけ早め、プラグを掃除し、4つのキャブを同調させる。
ドライバー1本でスクリューをほんの半回転させただけでエンジンの音がかわっていく様子はまさにベテランのメカニックにしかできない神業です。
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一つ一つのキャブのジェットを調整すること3時間。完了したgt4のエンジンはまるで別もののように音は軽く、そのレスポンスの違いにおもわず、これこれと叫びたくなるほど。
調整のすんだキャブレターの何とも言えぬ吸気音やエキゾーストノートの心地よさは言葉になりません。
当然その加速も格段によくなります。

クラシックの魅力はこんなところにもあります。

  by cavallino-cars | 2020-07-15 08:27 | Comments(0)

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