208gt4 マフラーカバーの取り付け

先週の金曜にオリジナルのマフラーに交換したDino208gt4にマフラーの遮熱板を取り付けるために横浜の板金工場に向かいます。
いつものように入谷から高速に乗ってふとリヤを確認するとすさまじい白煙をバックミラーで確認。
とりあえず避難所にクルマを停めて確認するとモクモクとマフラーの排気管から出ている。
エンジンルームは異常なし。オイルも漏れている様子はありません。
油温、水温ともに正常。
メカニックに念のため電話をして相談したところ、おそらく新しいマフラーの中にある油分が熱で蒸発し白煙がでているのではとのこと。あの量をみたら誰でも心配になります。

交換前には何の症状もでていなかったのでまず間違いないとは思いながらも念のためエンジンの回転は3000回転におさえて工場まで向かいます。
東名に入るころには最初の頃のくらべ白煙はずいぶん少なくなってきました。

板金工場はボディショップ川名。彼とは私の初めてのDino246 を全塗装してもらってから30年らいの付き合いです。
当時は午後の11時くらいに工場にいっても作業をしてくれていました。
二人ともフェラーリの美しさに魅せられて何時間も話していたこともありました。
私の最も信頼できる仲間の一人です。
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ネットの取り付けは思った以上に大変な作業で朝の9時から5時間ほどかかりましたが、無事にきれいにつきました。


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やはりベルトーネが考えたオリジナルのデザインが最も美しいと思います。

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帰りの高速ではマフラーからの白煙もすっかりなくなりました。
やはり原因は新しいマフラー内部のオイルだったようです。
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4本出しの時より、トルクも増し、アクセルのレスポンスもよくなりました。
サウンドも乾いた2L独特なはじけるような排気音にかわり、おもわずトップエンドまで踏んでしまいたくなります。


このクルマのオーナーは308gt4も所有されており、208は308にはない軽快さが好きだとおっしゃている意味が実際に乗ってみるとよくわかります。
わずか170馬力でこれほど楽しく、美しいクルマは他にない。


  by cavallino-cars | 2020-06-29 22:28 | Comments(0)

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