フューズボードから煙が

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308GTBのオーナーからエンジンをかけたら助手席前から煙がでて何かが燃えるような臭いがしたとの連絡があった。
エンジンはかからない。

セルモーターは勢いよく回るがエンジンがかからないとなるとプラグがかぶっているか、ガソリンがいっていないかのどちらかだ。煙がでたとなるとほぼ間違いなくフュエルポンプにちがいない。
ボードをはずしてみるとフューズボードの基盤が溶けているのが確認できた。

原因は助手席前のカバーの下にあるフューズボードのショートによりフュエルポンプが作動しなかったため。
電動ファンが壊れて、そのフューズがきれ、基盤が溶解したことは何度かあったが、フュエルポンプのショートは初めて。

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この固体はずっと日本にあった車。配線にビニールテープがまいてあったので取ってみると、このような状況。

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さらにもう一か所はハンダで溶接してあった。
おそらくこの配線がショートし、基盤との接続部から火が出たと思われます。
この配線ではいつショートしてもおかしくなかったでしょう。

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上から3番目がフュエルポンプの配線。1番上のイグニッションコイルへの基盤も溶けている。
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基盤の裏をみると3番目と1番目は裏の銅板とリベットでつながっており、基盤が熱をもって、ボードのプラスチックが溶けてショートしたのがわかります。

配線を引き直し、フューズボードを交換して修理完了です。
今回はたまたまガレージ内でおきたので運がよかったです。

ダッシュから煙がでたらまずフューズボードを確認してみて下さい。
ボードがこのようになっていなければ、フューズだけ交換すれば治るケースもあります。

  by cavallino-cars | 2020-01-16 13:31 | Comments(0)

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