謹賀新年
2020年を健康で迎えることができ、大変うれしく思います。
毎年、年末年始は施設に入っている母の外出許可をもらい、新しい年を一緒に迎えるのが我が家の恒例。
おせち料理は以前は3段重の豪華なものを注文していましたが、
毎年食べきれずに残してしまうのと、さすがに毎日おせちではあきてしまうので、
煮物やお雑煮だけは自宅で作ることにしました。
毎年、祝い箸は他界した父の分と私と母の3膳を用意します。
毎年、母と紅白を見て、除夜の鐘を聴き、新年のお祝いをしてから休んでいましたが、
今回は疲れたから休みたいと午後の10時に寝室に入り、初めて翌朝新年のお祝いをしました。
4年前に大腿骨を骨折した母は寝たきりの時間が長く続いたため、就寝中の深夜12時、朝の2時、5時と尿パッドの交換をしなければならなくなりました。
ふたまわりほど小さくなった身体、そして子供のように細く、軽くなった足を持ち上げ、パッドを交換するたびに母の衰えを感じます。
幼い頃、世話になったこと、学生時代、部活の汚れたユニフォームを毎日洗ってくれたこと、毎朝早く起きて食事の支度をしてくれたこと、子供の頃、毎年誕生日やクリスマスを家族で祝ってくれたことなど様々なことを思い起こします。
気の強かった母が、世話するたびにありがとうねという。
そんなやりとりに、せつなさがこみあげます。
その意味でも2020年はできるだけ好きな車に乗ろうと思います。
学生時代に初めて父から買ってもらったフィアットX1-9、
バイトで貯めたお金で購入したアルファスパイダー。
この2台はエアコンもついていなかったので、夏でもタオルで汗を拭きなが乗っていました。
フィアットでは志賀高原や車山、
そんな中でも憧れのFerrari を所有した時の感動は特別なものでした。
今は亡き父と納車されたばかりのgt4で箱根に2人でドライブに行ったこともいい思い出です。
美しいフェラーリは所有するだけで、そしてガレージにあるだけで、特別な高揚感があります。
しかし、そのステアリングを握り、走ればその魅力は倍増します。
しかし今年はあの頃のようにできるだけガレージからだして、でかけようと思います。
そんな年にしたいと考えます。
そしてそんな1台を今年もより多くの方にお届けしていきたいと思います。
皆様にとって素晴らしい1年になりますように。
2020年新年を迎えて。
株式会社ハスミコーポレーション
代表 蓮実俊司
by cavallino-cars | 2020-01-03 18:56 | Comments(0)