road test

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キャブ調整をすませたDino208gt4 をロードテストのために首都高に。

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ギュ-ンというギヤノイズ、キーンというフライホィールの音そして乾いたエキゾーストノート

の3重奏はまさにフェラーリサウンドそのもの。


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そのサウンドは246の排気音をより乾いたものにしたような感じだ。

さすがにタイトなS字のコーナーでは246に比べ、車重の違いは感じるものの、

シフトフィールは246のヌルっと入るのとは異なり、

カチカチッとゲートに吸い込まれていく感覚は格段にいい。

246の1速や2速でトルクをかけるとたまにギヤがスポンとぬけることもなく、シトレバーを押さえておく必要もない。

加速は246よりもシャープで、308に比べ2リッターのエンジンを搭載する208gt4は

その軽い車重とショーターギヤを使用しているためあっという間に吹けきってしまう。

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アクセルのほんの少しの踏み加減で即座に反応するエンジンのレスポンスのよさはスポーツカーそのもの。

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タコメーターの針はアッという間にレッドゾーンに飛び込もうとする。

エンジン調整をすませたばかりのキャブレターのgt4はサウンド、レスポンスともに

言葉にならないほどでいついまでも運転していたくなる衝動にかられる。

308のトルクフルなエンジンもいいが、ライトウェイトスポーツのようないっきに

トップエンドまで回ろうとする208には違った魅力があります。

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ドアポケットは308GTBと同じように巡航時にはひじをおくのに丁度いいポジション。

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pininfarina の曲線のラインもいいが、ベルトーネのウエッジの効いた宇宙船のようなボディシェープも実に美しい。

ミッドシップフェラーリの2+2でこれほど美しく、

ファントゥドライブなクルマはない。

今弊社で販売しているのはこのシルバーとイタリアから到着したブルーグリーンの2台のみ。

2台とも貴重な初期モデルです。

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1年点検でお預かりしている赤の208gt4とデスキャップを交換したブルーの308gt4も

ロードテストを実施。

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2台ともプラグを新しいものに交換しました。

1度かぶってしまったプラグは掃除しても本来の発火はしません。

多少くすぶっている感があるクルマは点検時には交換するべきでしょう。

アクセルを踏んだ時のレスポンスはもちろん、アイドリングでの排気音まで比べられな

いほどスムーズになる。

何十台も乗っている私でもこれほどまでに違うのかと思えるほど。

1本わずか500円ほどのプラグを新品に交換するだけで

まるで違うエンジンを載せたようにレスポンスが良くなります。

4,000円でこれほど変わるのであれば交換しない理由はないでしょう。

2台とも週末には納車予定。

オーナーの M さんと A さんのインプレッションをお聞きするのが今から楽しみです。



  by cavallino-cars | 2019-12-21 12:46 | Comments(0)

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