Ferrari 308GTB Gr4 仕様

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ヨーロッパでミケロットが製作したGr4 を模した車を308のエンスージアストが作成したものが売りに出されている。ベースは1977年のUSモデル。
といっても北米仕様のままのこっているのは車台番号が打刻されたフレームくらいかもしれません。
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作業時間は4000時間。
エンジンは4Vの300馬力のものに載せかえられている。
トランクルームに見えるのはドライサンプのオイルタンク。左にはフロントから移設されたドライバッテリーがみえる。

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ボディはルーフのみがオリジナルのスチールであとはすべてファイバーで作りなおしてある。
重量は1050kg。
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シングルワイパーに前後1kgの軽量バンバー、左右とリアクオーターはプレキシウインドウ、4ポッドブレーキシステム、FIA公認のロールゲージ、Brenboのデイスクなどを装備。
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現地でタイムラリーと3回のサーキット走行に参加している。
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マフラーもミケロットのものによく似ているものが装着されているのもいい。

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日本に持ち込んだ場合の価格は予備検付きで3000万円ほど。
乗ってみなければこの車の本当の楽しさはわからないが、実際に同じものを作るとなると5000万以上はかかるに違いない。ボディ剛性はノーマルに比べ格段に高くなっており、アクセルレスポンスやコーナリングも向上しているのは間違いないだろう。
オリジナルでない固体にそこまでの価値があるかの判断は人により異なるだろう。
もちろんエアコンやパワーウインドウなどの装備はすべて外されている。
それでも日本や海外でのイベントに参加したいという方にはお勧めかもしれません。



  by cavallino-cars | 2019-09-18 11:11 | Comments(3)

Commented by 三重県の藤井です。😊 at 2019-09-18 16:48 x
こんにちは。
ディーノ246GTの件では色々お話を伺い、ありがとうございました。
ブログ最初からじっくり拝見しました。
ハスミさん、凄い人なんですね。
これからもブログ、楽しみにしてます。😊
Commented by ぽよ at 2019-09-18 23:01 x
こんばんは
YouTubeでもイベントに出ている映像がいくつかありますね。
面白そうではありますが、せっかくのラグジュアリーな内装が…と思ってしまいます。
Commented by cavallino-cars at 2019-10-29 15:06
私も同感です。レースに出るための車ですので普段乗る気にはなれませんね。

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