image of Ferrari

私のフェラーリのイメージはあの独特なシフトゲート。

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Prima in Basso 1速は下にある。
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そして5 rapporti, 5速のマニュアルギア。

1994年の348を最後に5速マニュアルは姿を消し、355からは1速が上(Primo in Alto) の6速となる。

さらにオプションとして同モデルからセミオートマが採用。
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今では2ペダルが主流でマニュアルの設定さえなくなってしまった。

シフトのたびにシフトレバーがカチ、カチとゲートにあたる音は当時のフェラーリだけで、ポルシェとはちがったアイデンテティがあった。
初めて買ったDino308gt4 を運転した時はついついゲートをみながらシフトしたことを思い出す。

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あのメッキのゲートに吸い込まれるようにアップシフトやダウンシフトが自在に出来るようになるとフェラーリを乗りこなせているという高揚感に胸がおどった。

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アクセルペダルとブレーキペダルの間隔も絶妙で、ダウンシフト時に右足の左側でブレーキを踏みながら右側でアクセルを煽るのに丁度いい位置にペダルが配置されているのだ。
トラクションコントロールやCSTなどのあらゆるデバイスがついた今のモダンフェラーリにはない危うさも当時の車の魅力だ。

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オーバースピードでコーナーに侵入した時のテールがながれる感覚、アクセルをほんの少しだけ緩めた時に体感できるアンダーステアが消える瞬間など、車をコントロールする歓びがある。
運転していて本当に楽しいのはやはり5速マニュアルの348までかもしれない。

308 e divertentissimo da guidare !


  by cavallino-cars | 2019-08-23 17:38 | Comments(0)

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