Lotus Esprit 300sport またまたトラブル

今年の4月セルは回るがエンジンがかからずオーセンティックカーズにみてもらい、フュエルインジェクターのバルブの固着が原因ということで一時は調子がよかったが、フルスロットルでガス欠のような息継ぎをするようになった。
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再び世田谷の「オーセンティックカーズに入庫。
メカの村山さんから原因がわかりましたとの連絡があったのはそれから数日後。
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原因はフュエルタンク内の錆。
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これは当時のタンク内の写真。内部のブツブツが錆です。
その錆がフュエルポンプに詰まってガス欠になったとのこと。
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これはガソリンを抜いたタンク内の写真。すっかり茶色くなっています。
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1年前に交換したフュエルポンプの錆もひどい。

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こちらはフュエルフィルター。下に見えるのは中からでた錆たガソリンです。

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上のタンクの写真の一番下の丸い底の部分を拡大したのがこの写真です。
底に砂のように見えるのが錆です。この上にフュエルポンプがつきます。
当然ポンプもだめになりますし、
こんな細かな砂のような錆がガソリンタンク内にあれば、フュエルフイルターがつまるのは当然です。

タンクを新しいものに交換し、フュエルポンプの錆をとり、新しいフュエルフィルターに交換。
ついでにエアコンの修理もしてもらい本日引き取りに行ってきました。
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会社までの首都高ではアクセルを全開にすると3000回転くらいからターボが炸裂し、一気にレブリミットまで吹けきってしまう。GTBターボのあの蹴飛ばされたような加速には劣るものの、その加速は息が長く、アクセルをふんでいればレッドゾーンにまでとびこむまでとまらないほどの勢いだ。

首都高のような交通量の多い道でアクセルを踏みっぱなしの状態で回転計をみるのは困難で、リミットに到達するかなり手前でシフトアップしていかざるをえない。
メーター本体をみると前がみれないというは300スポーツの欠点だ。

しかしエアコンは優秀で今日のような暑さでもドライバーは汗をかくことなくコックピットを快適に保ってくれる。

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GTBターボとの決定的な差はリヤ315/35/17という極太タイヤのグリップの良さからくるコーナリングスピードの違いだろう。

GTBターボが3速で回るようなコーナーは4速で、4速で回るようなコーナーは5速で侵入していける。
一度だけ少しだけブレーキングを遅らせ、オーバースピードぎみで侵入した右コーナーでもわずかにテールがスライドしたがクリップをこえてアクセルをゆっくり開けながら立ち上がったら軽くフロントもすべりはしたがすぐにグリップを取戻し、フルブーストで立ち上がっていく。
ロータスならではの感覚です。

20代の頃、はじめてエスプリを買ってあのオンザレールのようなコーナリングに感動したことを思いだす。レースを経験して当時とは比べられないほどドライビングスキルが増した今だからこの車の素晴らしさがさらにわかるのかもしれない。

立ち上がり加速ではGTBターボには劣るが、コーナーの速さでは確実に300sportが優る。
筑波では1秒以上の差がつくに違いない。
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いちどサーキットに持ち込みGTBターボとラップタイムを比べてみたい。

  by cavallino-cars | 2019-06-25 19:44 | Comments(0)

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