Lotus Esprit 300sport またまたトラブル

メカの村山さんから原因がわかりましたとの連絡があったのはそれから数日後。



その錆がフュエルポンプに詰まってガス欠になったとのこと。




底に砂のように見えるのが錆です。この上にフュエルポンプがつきます。
当然ポンプもだめになりますし、
こんな細かな砂のような錆がガソリンタンク内にあれば、フュエルフイルターがつまるのは当然です。
タンクを新しいものに交換し、フュエルポンプの錆をとり、新しいフュエルフィルターに交換。
ついでにエアコンの修理もしてもらい本日引き取りに行ってきました。

首都高のような交通量の多い道でアクセルを踏みっぱなしの状態で回転計をみるのは困難で、リミットに到達するかなり手前でシフトアップしていかざるをえない。
メーター本体をみると前がみれないというは300スポーツの欠点だ。
しかしエアコンは優秀で今日のような暑さでもドライバーは汗をかくことなくコックピットを快適に保ってくれる。

GTBターボが3速で回るようなコーナーは4速で、4速で回るようなコーナーは5速で侵入していける。
一度だけ少しだけブレーキングを遅らせ、オーバースピードぎみで侵入した右コーナーでもわずかにテールがスライドしたがクリップをこえてアクセルをゆっくり開けながら立ち上がったら軽くフロントもすべりはしたがすぐにグリップを取戻し、フルブーストで立ち上がっていく。
ロータスならではの感覚です。
20代の頃、はじめてエスプリを買ってあのオンザレールのようなコーナリングに感動したことを思いだす。レースを経験して当時とは比べられないほどドライビングスキルが増した今だからこの車の素晴らしさがさらにわかるのかもしれない。
立ち上がり加速ではGTBターボには劣るが、コーナーの速さでは確実に300sportが優る。
筑波では1秒以上の差がつくに違いない。

by cavallino-cars | 2019-06-25 19:44 | Comments(0)