愛車にはオリジナルにこだわりたい

今まで何百台もの208gt4を見てきました。私が輸入してきたものに共通しているものはオリジナルが高いもの、そして自分でも欲しいと思えるものだけす。


リヤのトランクの内張りの素材が異なっていたり、欠損していたり、


マフラーがツインエキゾーストになっているもの、シートがすべて張り替えられているものは購入することはまずありません。

しかし例外もあります。それは上の写真のブタペストから譲り受けたgt4。


内装が非常にきれいな初期型でマフラーがシングルパイプでなくともそれを補うほど他の部分が素晴らしいものに限っては輸入することもあります。
この車には3年ぶりにナポリで入手できた208gt4用のオリジナルマフラーを装着予定です。
ただし、初期型なのにクロームメッキのバンパートリムが下の部分がかくれる後期型のものに変更されていたり、

上の写真のようにメッキトリムがついてないもの、



オリジナルでないパターンの内装にはりかえられたものは購入をひかえます。
リヤのトランクに関しては生地がオリジナルでないものは今まで1台も輸入したことはありません。



今回の赤の208gt4は現地でみて内装がオリジナルだったのと新車時のラッカー塗装だったことなどで購入しました。

しかし入港して4ヶ月の整備期間中に塗装のヒビ割れが進行し、結果、塗装をやりなおすことにしました。


整備費用を含めると総額で500万円を超える費用がかかりましたが、オリジナルだけのもつオーラを放つ素晴らしい車になりました。

1台1台同じ車はありませんが、自分のガレージに入れる車はオリジナルにこだわりたいものです。
オリジナルだけのもつ美しさがこの車には確実にあります。