キャブ調整

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昨日、Dino208gt4 のエンジン調整を行いました。まずはエアークリーナーの掃除。
オールペイントをした車には大量の塗装を研磨した時の粉が入っているからです。
フィルターはエアーブロアーで埃をとばして、エアークリーナーはパーツクリーナーで清掃。
点火時期を正規の数値に調整。
その後キャブをばらして油面の高さを確認します。
この車はフロートの油面が低すぎたため、加速ポンプにガスが十分いかずにアクセルを踏んだときに息つぎする。
油面をあげてアイドリングを調整。
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整備を終えて首都高速にテストにでかけます。
完調のV8エンジンは本当に気持いい。特にこの車はステアリングギヤボックスも新品に交換しているのでそのハンドリングはクイックでスポーツカーそのもの。

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モダンフェラーリのような圧倒的な加速感こそないが、コーナーリングは40年前の車とは思えないほどのポテンシャルで、細いステアリングからは路面状況やタイヤと路面との接地感が伝わってくる。
旧車でしか味わえないこの感覚は何回のっても毎回新鮮な感動を与えてくれます。

  by cavallino-cars | 2019-06-15 11:17 | Comments(0)

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