F40のクラッチトラブル

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F40のオーナーからクラッチペダルのタッチがおかしいので見て欲しいとの連絡があった。
ガレージに行って確認するとペダルの最初の踏みしろがスカスカになって、最後の数センチしか抵抗がない。エンジンをかけて動かすと一応クラッチはきれるのでそのままコーンズに。
原因はクラッチラインのエアかみ。
288GTOでは頻繁に経験したが、40では初めて。
メカニックによると乗らないとこの症状がでますとのこと。

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それにしても40のは高くなりました。
1億円をこえている。

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初めてこの車を運転した時の強烈な加速のインプレッションは今も鮮烈に憶えている。
あれから20年。

812や488から乗り比べるとけっして速くはないがABSやトラクションコントロールのいっさいつかない40はレーシングカーを運転しているようで実に楽しい。
低速でのキーツというブレーキ鳴きや小石がフロントタイヤハウスからサイドスカートにカタカタとあたる音もこの車の素性をあらわしている。
40はまさにエアコン付きのレースカーで、今のモダンフェラーリにはない魅力がある。

当時は驚愕の450馬力だったが、今や812は40のおよそ2倍の800馬力。
一般ドライバーの扱えるパワーの限界を超えている。
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812の電子制御をオフにして公道を走らせる勇気はないが、40は首都高でテールを滑らせることもできるほどコントローラブルで運転することがこの上なく楽しい。

1億円と思うとオーナーはなかなかとばせないのではと考えるのは乗ったことのない人か、車屋くらいなもので、(あっ、私も車屋でした)一度アクセルを床まで踏んであの加速を味わってしまうと価格のことなんか忘れて、アクセルを開けてしまうほどの魅力がある。

2億円のエンツォと40のどちらかかを選べと言われれば私は間違いなく40をチョイスする。






  by cavallino-cars | 2019-04-15 22:38 | Comments(0)

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