Alfaromeo1900C SS Touring

昨日1954年製のアルファロメオ1900CSS Touring が港に到着した。
通関前に車台番号を確認しに保税倉庫に行きました。

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万一通関証明に間違った車台番号が記載されてしまうと訂正することは非常に難しく、国内で登録できないばかりか、海外に再びだして再入国させなけらばならないケースもあります。

日本で登録するためにはこの車の生産年が記載されている登録証明のオリジナルが必要となります。
日本でいう車検証のようなものです。

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上の写真はドイツのもの。
イタリアではPRAという書類になります。
海外の登録証明には日本の車検証とは異なり、必ず生産年が記載されています。
この車は1954年7月1日に生産されたと記載されています。
日本で登録するには年式に応じた排気ガス規制に適応するような改善をしなければなりません。
そのためにも個々の車の年式証明が非常に重要になります。

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本来ならば今日には通関証明が発行され、即日通関できるはずだったのですが、今回はX線の検査が入りました。

これは麻薬や金など、車両に申告していないものが積まれていないかをX線をあてて確認するためです。

何台かに1台は税関にてこの検査が入ります。

問題なければ3月1日には通関できるはず。磨きをかければ細かい傷もきえて新車のような輝きを放つでしょう。
 
クラシックにはモダンカーにはない美しさがあります。

  by cavallino-cars | 2019-02-26 18:21 | Comments(0)

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