F430


1速、2速とレブリミットまでエンジンを回すとスピードメーターはあっという間に跳ね上がる。
スタートでアクセルを全開にすればリアタイヤはグリップするまでコンマ何秒かは空転するほどトルクフルだ。
初めて430に乗る人はあまりの速さにレブリミットまでアクセルを床まで踏み続ける人はいないだろう。
レースを経験した者でもない限りその速度に目や身体がついていくのは難しく、恐怖すら感じる加速感。
360モデナにくらべダウンフォースがまして走行の安定性は格段に良くなった。
テールが滑るとアクセルを踏んでもガソリンが供給されないようにプログラムされているため、かなりのオーバースピードでコーナーに侵入するか、CSTをカットしない限りスピンすることもない。

599は660馬力、



実に素晴らしく、エキサイティングだ。
しかしあまりに高性能ゆえに公道でそのポテンシャルをひきだすのは一般ドライバーには不可能。
車をコントロールする楽しみこそスポーツカーの醍醐味と考える私にとってモダンフェラーリは速いが公道では思いきりとばせないというジレンマがあります。
430を峠でドライブする土屋圭一氏の動画をご覧いただければこの車のポテンシャルの高さがわかると同時に気軽にとばすことが出来ないことも理解いただけると思います。
by cavallino-cars | 2019-02-08 12:06 | Comments(0)