
本日、英国から初めて輸入したファイバーグラスのGTBの日本でのセカンドオーナーが決まりました。

輸入当時ついていたスポイラーは取り外し、エンジンフードに残った穴を埋め、塗装がいたんでいた熱抜きのルーバーも再塗装。

窓枠もファイバーグラスの308だけの艶消しの塗装に塗りなおした。
そして先週イタリアで見つけた1本だしのオリジナルマフラーに交換した。
あの乾いたサウンドはこの車の大きな魅力のひとつだ。
現在英国で販売されている価格の表示されているファイバーグラスは2台。

エンジンは本来のシングルデスビではなく、ツインデスビ。

しかもドライサンプでないエンジンが積まれる。

内装は新しく張り替えられてはいるが、助手席のサイドサポートにはオリジナルにはない皺がみられる。現地での価格は日本円で1970万円。

もう1台は内装がレース仕様にかえられている77年の固体。シートはオリジナル。
ステアリングはノンオリジナルがつく。

ドアパネルとダッシュボードはF40のようなアルカンタラに変えられ、エアコンやラジオなどの装備品も取られている。

リヤクォーターウインドウはアクリル製のものに交換。こちらの現地価格は2043万円。いずれの車も日本に輸入した場合は予備検までいれると2300万円を超える。
オリジナルのマフラーは今ではどんなにお金を払っても手に入らない貴重なもの。

今回は3年もかけてやっと入手できた。
10年前とは比較にならないほど値上がりした今、やはり自分のガレージにいれる308は出来るだけオリジナルのものがいい。
納車は2019年新春の予定。