488のエンジンフードの熱抜きのダクト


エンジンは前方のシートよりにありますが、ルーフの収納スペースがあるためエンジンフードはこんなに小さい。

670馬力を発するエンジンの熱は相当のもの。わずか250馬力の308でさえあの大きさを要するのに488のものはあまりに小さい。
走行後にエンジンフードをあけると熱で周囲が暑くなるほどの熱気がでてくる。
数年は問題ないかもしれないが、熱による配線やセンサーなどの劣化は間違いなくすすむ。
今やバックセンサーをはじめ、あらゆるデバイスがコンピューターにつながれており、488の配線は308に比べ数十倍もの数になる。
去年BMWのM5のミッションが入らなくなり、ミッションのDSGユニットの配線のテープを剥がしてみたら、熱で配線がボロボロに劣化して断線していた。
高速を走るならまだよいが、35度をこえる酷暑の中の渋滞を走れば488も10年後にはセンサーや配線をすべて交換しなければならないようになるかもしれないのではと心配になる。
ともかくこの暑いなか、スポーツカーを運転するのは車のためにもお勧めはしません。
あとひと月ほどはガレージにしまっておいた方がよいでしょう。
by cavallino-cars | 2018-08-02 18:01 | Comments(0)