初めてのナポリ


ショップは車の墓場のようなところでマセラッティやフェラーリが雨ざらしで20台ほどおいてあり、奥のバックヤードには膨大なパーツの山がある。

価格は社長がすべて決めており、キャッシュのみ。
領収書もかいてくれない。208gt4のオリジナルマフラーとそのメッシュのカバーは今や何処に行っても手に入らない貴重品。たまたまローマに住む従兄弟が見つけてくれたのです。
せっかくなのでナポリまで行くことに。


ナポリ湾からはベスビオ火山が一望できる。山の右のふもとの街のポンペイはあまりに有名。
ナポリ湾に面したエクセルシオールホテルの裏に車を停める。
このパーキングには一般の人の駐車係りがおり、指定のチケットを購入した上に彼らに3ユーロほど渡さなければならない。渡さなければ傷をつけられたり、窓を割られ中のものを盗られることもあるのだそうだ。車を出すときにも車に何もなかったことを確認して3ユーロほど渡してお礼をいった。
これがナポリ風。

ローマやフィレンツェでは考えられないがここはナポリ。
腕時計ははずしてバッグに入れておいたほうがいい。エルメスのバッグなどは厳禁です。

ナポリ湾には豪華なクルーザーで楽しむ人や

貸しボートにのって夏を楽しむ人の姿で溢れている。
みんな人生をそして夏を楽しんでいる。
ランチはナポリ湾に面したレストランで。注文したのはポリポ(タコ)のサラダとピッツアマルゲリータ。

タコのサラダは絶品でナポリに行ったら是非召し上がって欲しい。
食事をしていると白バイにのった警官がスマホを見ながら運転していた。もちろん違法です。
Ma,しかしここはナポリ!!
ナポリはイタリアでも特別なのです。夜の一人歩きは危険きわまりない雰囲気。
メインストリートから一歩裏に入るとローマやミラノとはちがったアパートに驚く。丘の上は裕福な家があるが、下町は壁がくずれそうな建物が多い。エアコン付きの部屋も少ない
ナポリをみてから死ねといわれている美しいイメージとは少々異なる。
ミラノ、ローマに続くイタリアの3大都市の一つだが、北のような荘厳さはない。

偶然結婚式をあげたカップルに遭遇したが、ベスビオ火山を背景に写真撮影をしていました。

地元の方は本当にこの景色が好きなのでしょう。
暗くならないうちにローマに戻ります。
by cavallino-cars | 2018-08-01 11:32 | Comments(0)