外気温34.5度でもF40 のコックピットは快適そのもの。

87年にデビューしたフェラーリ社40周年記念モデルのF40。そのエアコンは優秀そのもの。


それほど812の800馬力のパワーは凄まじい。


800馬力のパワーはロードカーに必要なのだろうか。
フェラーリ、ランボルギーニ、ポルシェやアストンマーティン、年々パワーアップし、高価になっていく。
4000万円のスポーツカーを所有できる人は日本ではわずか2000人にすぎないという話を聞いた。
そのわずかな人のためにジャーナリスは夢の車のレポートを書く。今やV8Ferrari は当時のF40 の価格とほぼ同額となっている。
頑張れば、なんとか手が届きそうなスポーツカーが今や夢の車と変わってしまった。
運転して楽しい車とはどんな車だろう。
スポーツカーは美しくなければならないというEnzo の条件は年々増えていく安全規制のために作ることが不可能になりつつある。
今やフェラーリとピニンファリーナとの蜜月の時代は終了し、自社でデザインをするようになった。
デザインよりもそのポテンシャルに重きをおくようにフェラーリは方向転換をした。
今後、あのF40 が発表された時のような鳥肌のたつような経験は再びできるのだろうか。





812や488は素晴らしい車であることは間違いありません。しかし308やgt4にはそれらにはないスポーツカー本来の楽しさがある。
運転する楽しさは車をコントロールする楽しさであることをそのステアリングを握るたびに感じます。
by cavallino-cars | 2018-07-11 10:12 | Comments(0)