79y ティレル formula1

マンチェスター行きは8時半発なのでLufthansaのラウンジにいってみました。


今回は前回雪が残る英国で見てきた1979年のタイレルのF1がほとんど走れる状態になったというので伺った。

昨年Masters というクラシックのF1のレースのモントリオールGPでクラッシュし、フロントアームの交換作業がやっと終了したのだ。

レブリミットは10000回転。
右には油圧計,水温計、左にはフュエルプレッシャーゲージとその下にはエンジンをかける前の水温計がつく。
タコメーター下のオレンジのライトは油圧の警告灯。



左にはイグニッションSW,その下はフュエルポンプのカットSW。
フュエルポンプは始動時だけOnにして走行時にはOFFにするらしい。

初めて踏むF1のクラッチは予想していたものよりは軽く、308とそれほど変わらない。
残念ながらシフトレバーとはまだリンクされていなかったためギヤの入りは確認できなかった。
当時アルミニュウムで作成されていたブレーキペダルなどのペダル類は今ではすべてFIAのルールで鉄製に変更されている。
アルミは軽いが徐々に変形し、突然折れるという危険性があるからだという。
当時はこんな小さな部品まで軽量化をはかり、コンマ何秒でも速くしようとしたのです。
コックピットに座り、このボディで812と同じ加速をすることを想像しただけでその加速の怖いほどの凄さがわかる。
リアウイングやサイドスカートによるダウンフォースはどれくらいのものなのだろう。
今月末にはドニントンパークサーキットで事故後初のテストが行われる。

by cavallino-cars | 2018-05-29 15:50 | Comments(0)