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5月18日Lufthansa204 便でフランクフルトからドレスデン空港に向かいます。
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フランクフルト国際空港とは異なり、ドレスデンは小さな地方空港。駐機している飛行機も2機ほど。
気温は11度。日本に比べ10度以上低いです。

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ドレスデンからはレンタカーで目的地のSchneeberg に向かう。
途中の高速は有名なアウトバーン。
走行車線ではどの車も時速150kmほどで走っています。
空港から約100km。1時間ほどで到着。
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今回の目的は走行わずか13,650kmのDino208gt4。

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フロントウインドウはオリジナル。一度も交換したことがないのはメッキのモールのコーナーの納まり具合や新車時に貼られた空気圧のステッカーが残っていることからもわかる。
ワイパーブレードはCARRELLO製のオリジナルがつく。
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フロントフード上のダクトも208のオリジナルのシルバーで、
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スペアタイヤセクションのカバーはクラックしているものが多い中、この車の状態は素晴らしい。
ブレーキオイルタンクのチェック用の点検口をおおう丸いカバーまで揃う。
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ヘッドライトをおおう黒いプラスティックのカバーをとめるネジは小さなプラスのものでこれも当時のもの。
納まりもちりも完璧です。もちろんヘッドライトも78年にマラネロをでてきたままのものがつく。
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エンジンルームはエアクリーナーとオイルクーラーにつくホースのアルミ製のバンドも金色の当時のものがすべてつくのもいい。
エアクリーナー上部のマルネジも当時のもの。プラグホールカバーは新しいものに交換されている。
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リヤトランクフードの生地も麻のようなオリジナル。その状態もご覧のようなコンディションだ。


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もちろんマフラーもシングルパイプのオリジナル。
内装はすべてオリジナル。
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ステアリングのレザーの傷みもほとんどないことからもこの車のコンディションがわかる。
唯一異なるのはホーンボタンが跳ね馬のがついていること。
これはおいおいオリジナルのDino のものを捜していけばいい。

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運転席側につくVitaloni 製ミラーも打刻のある当時のものだ。

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念のためドア下の腐りがあるかも確認。
もうこの車を買わない理由はどこにもない。
このような状態の車にはいつ出会えるかわからないほど貴重な1台なのです。
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メーターがきちんと作動するかどうかの確認のためにSchneeberg の街を数キロ走る。
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エンジンはプラグがかぶりぎみで本来のトップエンドまでいっきに吹け上がる208ならではの加速はしなかったが、
キャブレターの調整で本来の調子をすぐに取り戻すだろう。
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メーターはすべて作動し、距離計も動いていることを確認した後、ミッション、ブレーキなどのテストをして終了。
今回はタイミングベルトをいつ交換したかが不明なため、最小限の試乗でお店に戻り、購入させていただいた。
このショップのオーナーの故郷がボローニャでその知り合いから譲り受けたとのこと。
ドイツにはまだきたばかり。まだナンバーもつけてない状態。
時間を作ってきた甲斐がありました。
5月11日から今日までホールドしていただいた社長のSpahoさんには本当に感謝したい。
日本には7月到着予定。
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今夜はドレスデンの空港近くのホテルに泊まり、明日の朝6時の飛行機で英国のマンチェスターに向かいます。


  by cavallino-cars | 2018-05-27 15:19 | Comments(0)

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