Chersee から関西へ


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ゴールデンウイーク明けの14日の月曜、2009年に英国のチェルシーから譲り受けたgt4が日本での2人目となるオーナーのもとに納車された。
今回は40年ほど前の車にもかかわらず、乗られることはもちろん、見られることもなく、購入いただいた。何度もご来店をお勧めしたが私を信用していただきこれほど嬉しく、また責任を感じたこともない。もちろんこのようなコンディションの固体は今では非常に貴重で、探してもそう簡単に出会えるものではないとの自負もある。


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地方の納車には基本的にはたちあわずに来店された時に取り扱いの注意点を説明するのが常ではあるが、今回は実際にオーナーにお会いしたく関西までうかがうことにした。


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1時間ほど試乗しながら取り扱いの注意点を説明したが、他に何台ものクラシックをお持ちのようで、その取り扱いにはかなり慣れており、不要な説明もしてしまったようにも思えた。しかし、独特のエンジンの始動方法や、コックピットを離れてのエンジンをかけっぱなしでのアイドリングではプラグがかぶってしまうこと、再始動時にアクセルペダルを床まで踏んでしまうとプラグが濡れすぎてエンジンがかからなくなってしまうこと、始動前にはエンジンルームのエアクリーナーのネジがきちんとしまっているかを確認することなど、他のキャブ車にはない注意点もある。
そして一番気になったのはトラックから降ろして初めてご覧いただいた時の印象だった。思っていた以上に綺麗とのことでとても喜んでいただき大変嬉しく思う。



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以下は納車当日の夜にいただいたメールです。

本日はありがとうございました。早速40kmほど乗ってみました。
とても気持ちよく乗れました!
想像以上にエンジン気持ちよく、軽やかでありながら、剛性感がっちりで大変満足です。有難うございました。これからどんどん乗って満喫したいと思います。

gt4は見ても美しいが、それ以上に運転するとこれほど楽しい車はない。
飽きっぽい私が10年近くも乗るたびに魅せられ続けられている理由はそこにある。
いっきにトップエンドまで吹け上がるエンジンと甘美なサウンドはこの車の大きな魅力の一つだ。しかし残念ながら多くのgt4はきちんとした整備がされずにこの気持ち良さをオーナーに感じてもらえない。
それが日本での評価があまり高くなかった理由のひとつだろう。

1stオーナーに渡ってから弊社でメンテナンスは行っておらず、入庫時には本来の調子とはほど遠いものだった。デストリビューターキャップ、ローターなどを交換し、キャブレターの調整を行い私が初めて英国で乗って虜になった状態に戻ったのだ。
同じコンディションの車は1台もないが、私はアクセルを踏んだ時のレスポンスはどれも同じような状態でお届けしている。

40年前にマラネロから出荷されたgt4が2018年の現代でも十分に刺激的で、運転して実に楽しいことは何度もお伝えしてきたとうりだ。

ご丁寧なメール有難うございました。
またインプレッション是非お聞かせください。



  by cavallino-cars | 2018-05-20 18:06 | Comments(0)

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