driving 308Vetroresina!!

総生産打数715台。そのうち右ハンドルは僅か154台。
油圧クラッチに交換されたこの固体は実に運転しやすく、毎日に通勤に使っても苦にならないほど。
シングルパイプから奏でられる乾いたエキゾーストノートはまさにフェラーリミュージックと呼ぶにふさわしい。
アクセルを少しだけもどして侵入する高速コーナーはこの車のもっとも得意とするところだ。

コーナー出口に車がむいたところでフルスロットルにするドライビングスタイルはレーシングカーそのもの。
308からBBに乗り換えるとテールのヘビー感は否めなく、コントロール性やスポーツ性は308の方がはるかに高い。
さらに軽い308とBBとはスロットルレスポンスも顕著に違う。
BBにくらべV型8気筒のF106 ユニットはアクセルペダルのほんの少しの踏み加減で即座に反応するのだ。

あのぞくぞくするようなコーナリングは速度こそ異なるがモダンフェラーリと変わらないほどエキサイティングで、
今でも私を魅了し続けている。
( 上の2枚の写真は今回試乗した車そのもので、英国で撮影されたもの。 )
by cavallino-cars | 2018-04-12 12:58 | Comments(1)