trieste の28,000km のGTB

a0129711_16131442.jpg
今回もっとも期待していたのがTrieste にある28,000kmの308GTBだった。
a0129711_16150173.jpg
納屋のようなガレージにしまってあったその車は今のオーナーが購入してからほとんど乗ることなく、ここにとめられていたようにみえる。
a0129711_16142524.jpg
ペイントの状態は前に見た208gt4よりははるかにいいが、残念ながら弊社で売るには手直しが必要だ。
しかしマフラー以外、すべてオリジナルのこのGTBはクラッシュのあともなく、エンジンもコンディションはよさそうだ。
内装もすべて当時のまま。
a0129711_16170800.jpg
メーターナセルのステッチも切れているものが多いが、ご覧のような状態ですこぶるいい。
塗装をやりなおし、内装をクリーニングすれば見ちがえるほどきれいになるにちがいない。
a0129711_16172273.jpg
カーペットの状態からもこの固体の走行距離の少なさは伺える。
但しオーナーの希望する価格ではすぐに購入する決断はできなかった。
他にもモデナにある208gt4はトランクのカーペットが張り替えてなければと残念なものばかり。
オリジナルにこだわる弊社のポリシーにあうものは本国イタリアでも非常にすくなくなってしまった。
今回はスイスのショップに伺い、パーツをいくつか入手したのみ。
今年も残り3ヶ月。これっという1台にまた出会えるのだろうか。
クラシックフェラーリの素晴らしさはそのドライビングの楽しさはもちろん、オリジナルをいかに保っているかが大切と考える。
a0129711_16265841.jpg
何千年もの歴史をこえたきたものだけがもつ美しさがイタリアの街並みにはあります。
それと同じようにクラシックフェラーリはフルレストアしたぴかぴかの1台より、オリジナルの内装やホィール、パーツなどを装備して美しく維持されたものにこそ価値がある。
a0129711_16273642.jpg
a0129711_16280827.png
最近話題になっている納屋で発見されたボロボロの250カリフォルニアスパイダーやディトナのような埃だらけのフェラーリは私には興味がありません。
それをレストアして新車のようにきれいにしたものより、愛娘のように何十年もオーナーの愛情がそそがれ続けられてきた1台こそが私の欲しい1台なのです。オリジナルのもつものだけの美しさがそこにはあります。
そういう固体こそ、自分だけの1台として、ガレージにおいておきたくなるのです。
そんな1台をこれからもお届けしていきます。

  by cavallino-cars | 2017-10-05 16:38 | Comments(0)

<< 308の魅力 Macerata の208gt4 >>

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE