2008年の18,000kmのマセラッティグランツーリスモ

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弊社が新車でコーンズから販売したマセラッティグランツーリスモが戻ってきた。
運転手つきの車を所有するオーナーのセカンドカーとして使用されていたもの。
最近乗る機会がほとんどなく、バッテリーが上がってしまったのを機に手放すことになった。
走行わずか18000km。
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ブルーの外装に赤の内装はまさにイタリアンスポーツカーという雰囲気だ。
内装は新車で納めた時と変わらない美しさを保っている。
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しかし最近のフェラーリ同様,経過年に応じてスイッチ類のラバー塗装が溶けてベタつき、
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さわると手についてしまうほど。とても高級スポーツカーとは思えないクオリティなのです。
上の写真は同年代のクワトロポルテの劣化したもの。フェラーリも348以降は同様にべたつくようになる。
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ベタつきのあるライトスイッチやドアノブなどはすべて取り外し、再塗装を施した。

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メカニカル的には毎年の定期点検は全てディーラーで実施済みで、今年になってタイベル交換、フロントタイヤ交換、バッテリーも新品に換えている。
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まるみをおびたノーズは1957年の250S を彷彿とさせる。
美しいデザインはイタリア車ならではだ。
V型8気筒4.2リッターエンジンの最高出力は405馬力。
排気音はモダンフェラーリのような爆音ではなく、クラシックフェラーリの12気筒のような実に耳に心地良いサウンドを奏でる。
月末にはショールームに展示予定。

  by cavallino-cars | 2017-09-19 19:49 | Comments(0)

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