Cuneo からのDino208gt4完成検査

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昨年Cuneo から譲り受けたDino208gt4 の納車前の整備がやっと完了。ロードテストを行った。
現地で油圧クラッチに改造されていたこの車は日本にきてからシリンダーからオイルが漏れるらしく何キロか走るとクラッチの調子が悪くなり、きれずらくなる。メカと相談の結果、オリジナルにもどすことにした。
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この車もカムプーリーのリムが欠損しており、ご覧のようにまったく残っていない状態だった。もちろん交換済み。エンジンは絶好調で気持ちいいことこの上ない。思わず叫んでしまいたいほど素晴らしい。
咳き込まない程度に急加速をするとカラカラとワッシャーが遊ぶような音がするのが気になり、工場にもどり点検。
遮熱板のワッシャーなどを締めなおしてみても症状はかわらない。助手席側のBピラーをたたくと音がでた。原因は後ろのシートの調整金具。シートをまいてボックスにいれ、布でくるんだら見事に消えた。今回は問題なかったが、機関系やベルト回りからの音がでていたら、大きなトラブルに発展する可能性があるので気をつかいます。
音防止のためにリフトしたらマフラーが左によって遮熱用の網にあたりそうだったなのでこちらも調整してもらった。
もうひとつ運転して気になったのはダッシュボード付近からでるウインカーのようなカチ、カチという音。これはウインカーリレーからしていることが判明。新しいリレーを現在取り寄せ中。
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試乗してみないとわからないトラブルがある。40年も経過している車なのでトラブルは仕方ない。納車後のトラブルはオーナーの責任で負担していただくのが基本です。
しかし必ず1台、1台テストドライブをして、問題は解決してから納車するようにしています。

  by cavallino-cars | 2017-02-22 19:44 | Comments(0)

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