Porsche からFerrari に

目的は初期型のDino308gt4。


料金所をすぎアクセル全開で2速、3速、4速とシフトアップし、右コーナーへ。クリップを過ぎて、5速にシフトアップ。アクセルを一瞬戻し、左にハンドルをきり、

何度走ってもこのF106というコードネームで呼ばれるフェラーリのエンジンはトルクフルで官能的だ。
それにレーシングカーのような足回りが加わるのだから、たまらない。
特に初めて助手席にのると、誰もが加速時の湧き上がるようなトルク感と4速で回るような高速コーナーでの安定性に、この車が40年以上も前に市販されていたとはにわかに信じられないほどの衝撃を受けるはずだ。

そして昨日、無事に納車させていただいた。

3000rpm でながしながら、フェラーリサウンドに酔いしれるのもいい。
ひととおりの取り扱いの注意と説明をした後で、オーナーのに運転を変わり、助手席に乗った。

一般道でいっきに4000回転までエンジンを回すと助手席にすわっていると運転している時よりはるかにトルクフルで速く感じる。オーナーにそう話すと、試乗した時にはカップカーよりも速いように感じたとのこと。
特にコーナーリングスピードの速さには驚いたという。
キーンというクラシックフェラーリ独特のサウンドはナビゲーターのほうがより強く感じる。

by cavallino-cars | 2016-11-18 12:06 | Comments(0)