GTBturbo の魅力

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初めてGTBターボにitalia のBergamo で乗ったのは2012年5月。今からもう4年以上前になる。
1986年にデビューしたこのターボモデルは日本には正規に輸入されておらず、インプレッションもまったく情報がなかった。
修理をしたという工場をネットで見つけ、連絡をとり、そのドライブフィールを尋ねても、とばしたことがないのでわからないという返答しかもらえない。
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ならば自分で乗ってみて判断しようということになり、イタリアに向かったのだ。
ミラノから車で30分ほどの美しい街、Bergamo のディーラーを訪ね、イタリアの道でアクセルを全開にした時の加速は今でも鮮明に覚えている。
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アイドル音も328とはまったく異なる、乾いたF40 のようなサウンドを奏でる。
ひとたびターボが効くと、シートに背中を押し付けられるような加速をする。
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2速、3速を使うワインディングではこれほど楽しい車はない。
ルノーサンクターボのフェラーリ版といえばご理解いただけるだろうか。その加速は288GTOより鋭く、F40 よりはマイルドだ。
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1986年から26年間、どの雑誌もこの車の素晴らしさを紹介していないことが信じられない。

ROSSO 12月号の163ページ、The super car で弊社の車を実際に運転した西川氏がGTBturbo を紹介しているので是非ご覧いただきたい。

彼の記事は次の文章でしめくくられている。

NAの328シリーズとはまるで別種のドライビングファンを有している。
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GTOやF40を彷彿とさせるパワフルな走り。

少なくとも、そのライドフィールに関して、この時代における最良の選択であることは間違いない。

  by cavallino-cars | 2016-11-07 20:32 | Comments(0)

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