italia の宝石

以前ファイバーグラスの308を譲っていただいたイタリア人から友人がDino308gt4 を売りたいとの連絡があった。なんとその車は従兄弟の住むローマにあるという。さっそく見に行ってもらった。
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走行わずか17300kmのこの車は1978年8月にフランスの正規フェラーリディーラーCH.POZZI からデリバリーされた。保証書に記載されている住所はフランス国境とスペイン国境の間のアンドラ公国。その後、オーナーのお嬢様が結婚し、娘婿に結婚のお祝いとして贈られた。
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身長が190cmほどの新しいオーナーにとってgt4は少し小さすぎたようでそのほとんどをガレージの中ですごしてきたのだ。
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内装はビニールレザーとモケットのコンビネーション。
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ステアリングの傷みのないレザーグリップを見ても走行距離が実走行であることがわかる。
ほとんどの車はフットレストの左下の部分が擦り切れてしまっているが、この固体はご覧のようなコンディション。かかとがあたる部分にビニールの型押しのプレートがつくオリジナルのフロアマットがつくのもいい。
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塗装は浮きひとつなく、大切に保管されてきたことがわかる。
マフラーも当時のオリジナル。表面を軽く削り、黒く塗装すれば見ちがえるに違いない。内装のコンディションの素晴らしさはクリーニングすればさらに美しくなるだろう。
78年にマラネロ工場をでたまま、張替えなどの補修をしていないオリジナルであることがこの車の魅力をさらに高めている。
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マニュアル類もマニュアルケース、保証書、マニュアルとすべて揃う。
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走行17300kmのgt4は世界中捜してもこの1台だけだろう。
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後期型のシングルデスビのエンジン左の2つのイグニッションコイルもオリジナル。
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このgt4と出会えたのは4年前にパヴィアのオーナーからファイバーグラスの308を譲っていただいたから。ステファノ氏には感謝の気持ちでいっぱいです。この固体を譲っていただけたのは本当に幸運でこれほどうれしいことはない。できることならこのままそっと自宅のガレージにしまってしまいたいほどだ。イタリアの宝石のような1台がまた日本にやってくる。
東京入港は9月初旬予定。

  by cavallino-cars | 2016-07-04 10:33 | Comments(2)

Commented by 308ファン at 2016-07-05 13:43 x
興味深く拝見しています。
よくハンドルが遠くペダルが近いと云われる、イタリア車のドライビング・ポジションですが、
どれ位の身長を想定しているのでしょうか?
あまり高身長の運転者を考慮していないのではと思います。
180cmで115アルファスパイダーは足元が浅いというか、いつも足首が疲れた記憶があります。
ジュリアクーペも憧れましたが、自分が買ったら3シーターになるなぁと思っていました。
フェラーリは、また違うのでしょうか??
イギリス車のハンドル・ペダルの位置関係と対照的な点など、探求心がくすぐられます。
Commented by cavallino-cars at 2016-07-06 18:28
私は179cmですが、308に関してはドライビングポジションは問題ないです。328はレーシングポジションにすると頭が少々あたりますが、308は328に比べシートが低いため、ヘッドクリアランスは十分で、328できになる右すねにエアコンの噴出し口があたるようなことも308にはありません。右ハンドルにも何台か乗りましたが、違和感はありません。さすがに190cm以上の方ですとステアリングに膝があたってしまいますね。

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