シルバーのDino208gt4
75年製のDino208gt4 を見に行くためだ。

外装はシルバー。ホィールは初期型のキャップ型ですべてのセンターにはプラスティックのDino のエンブレムがつく。

ステアリングホィールセンターのホーンボタンはこれが当時のオリジナル。多くの208gt4は跳ね馬のものに交換されており、今ではこのオリジナルが貴重なのです。



このようなすべてがオリジナルの内装であることが大変貴重で多くのものは張り替えられていたり、破れていたりするものがほとんどなのだ。


その乾いたサウンドは独特で2リッターV8engine をトップエンドまで回したく衝動にかられる。1速から5速までアップシフトはもちろん、ダウンシフトも吸い込まれるようにはいる。
アクセルオフでノーズがインに入る当時のミッドシップフェラーリのドライビングスタイルはこの208でも健在でコーナーの脱出角度はアクセルコントロールで決めるのだ。
一度この楽しさを味わってしまうとワインディングが楽しくなることこの上ない。
試乗を終えてキーを返す時には購入することを決めていた。
8時前には英国に戻る飛行機に乗らなければならないため、最後の1台のgt4を見るためにミラノに向かう。
by cavallino-cars | 2016-06-28 00:12 | Comments(1)
