美しさへのこだわりとコストダウン

a0129711_2359042.jpg
初期型の308のホーンボタンは写真のようなシルバーのアルミの丸い枠が組み込まれている。
a0129711_003415.jpg
それが後期のものになるとアルミ製の枠がプラスティックに変更される。見た目にも前期のものの方が質感もよく、美しい。こんな細かいところまでもデザイナーのこだわりがあった。
それがメーカーのコストダウンという金科玉条によりプラスティックに変更されたのは間違いない。先日来日されたフィオラバンティ氏もさぞ悔しい思いをされたことだろう。
a0129711_08785.jpg
当時のこんな細かいこだわりを今のモダンフェラーリには見つけることは難しい。308がデビューした70年代から既に40年が経過した。コストダウンの徹底はさらに進んで今やフェラーリはフルオートメーションで作られるようになった。デザイナーのこだわりと手作りの良さに溢れた308には当時の職人のプライドが息ずいている気がする。だからこそ現代、その美しさゆえアートとしてのクラシックフェラーリの価格が高騰しているのかもしれない。
a0129711_073829.jpg
クラシックフェラーリの魅力はこんなところにもある。

  by cavallino-cars | 2016-04-01 00:10 | Comments(0)

<< 308QV点検整備 SCUDERIA >>

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE