
先週正式にイタリアのフェラーリ本社からクラシケの認定書が3台分送られてきた。

モデナから譲り受けたGTBターボと75yのDino308gt4 そして同じく75yのDino208gt4 の3台。
今まで弊社で輸入したV8ferrari でClassiche 取得車両はこれで合計7台。

308GTBファイバーボディが1台、

308GTBが1台、


Dino208gt4 が2台、

Dino308gt4 が1台、そして


GTBターボの2台。申請したすべての車が取得しているのは実に喜ばしい。
308GTBとgt4のクラシケ取得費用は昨年までは325000円だったが、今年からは52万円に値上がり。

この1冊にそれだけの価値があるかどうかは人それぞれだろうが、工場出荷時の内外装の色やホィールがオリジナルかどうかもすべてわかるのはオーナーにとっても興味深いところだろう。
万一手放す場合には買い手にとってこれほど安心できるものはない。

ここ数年でクラシックカーマーケットは確実にヒートアップしてきている。

今の車にはない美術品のような美しさを求める人が増えたのは事実だが、同時に投機の対象としてファンドや一般の投資家が買い始めたことも非常に大きい。

投資家はフェラーリ社の認定書のクラシケを取得することにより間違いなくその価値は上がると考える。

430や458そしてEnzo や発売されたばかりのラフェラーリなどもクラシケの取得が可能との話を聞くと、クラシケとは何なのだろうかと考えてしまう。
本来クラシックカーのための認定書が今や違った方向に向かっている気がする。