2月20日から5月22日まで名古屋のauto galleria Luce にてフェラーリを愛した男、伝説のデザイナー レオナルドフィオラバンティ と題して氏のデザインした代表作品の展示会が催される。

2011年に譲り受けた氏自らが運転されたファイバーグラスの308GTBも展示予定。3月にはフィオラバンティ氏本人もこのイベントのために来日されるとのこと。13日にはコンクールデレガンスも企画されている。

フィオラバンテ氏とは2011年5月4日、マラネロのフェラーリ本社でお会いしたのが最後。

フィオラノサーキットの裏にあるレストランモンタナでランチをご一緒させていただいた数時間は至福の時だった。ファイバーボディからスチールボディへと変更を余儀なくされた理由やメーカー側からのコストの削減の狭間でデザインの変更をしつつ、美しいデザインを模索する話は実に興味深かった。上の写真はすべて2011年5月にフェラーリで撮影したショット。フィオラバンティ氏もこのGTBと再会するのは5年ぶりとなる。エンジンのコンディションは申し分ない。

フィオラバンティ氏はもちろん、ご来場いただくお客さんにもできるだけ美しい状態でお見せしたいので今回は千葉ガレージさんにご協力いただいた。ご高齢のため今回が最後の来日になるかもしれない。3月には直接お会いしてお礼を申し上げたいと思う。