
昨年末に2年前にイタリアのポルデノンから譲り受けた87年モデルのGTBターボが弊社に戻ってきた。今年の走り初めはこのGTBターボ。

3500回転からシートに背中が押し付けられるほどの加速はこの車ならではでついつい4000回転から6000回転までの一番加速感のあるパワーバンドを使って走ってしまう。一度この加速を味わってしまうと328が物足りなくなるほど、オーナーを虜にする。

イタリアの1オーナーのこの車は譲り受けた時の走行距離は45275km。日本では他にフェラーリを3台所有するコレクターのガレージで2年間を過ごしてきた。

東京での走行距離はわずか3302kmで現在の走行距離は48577km。
一般道では気がつかなかったが、首都高を走っていてブレーキングをするとジャダーがした。タイヤにフラットスポットがあるのではと思い、早速今日ブリジストンのポテンザのニュータイヤに交換した。

もともと2011年生産されたタイヤが装着されていたのでそろそろ交換したほうがいいと感じていた。フロントタイヤをはずし、ローターをみても極端に波打っている様子はない。

2年前の納車時にはまったくジャダーはなかった。

ニュータイヤをつけててそのまま首都高に乗ってブレーキを踏んだら、ジャダーは見事に消えていた。前のオーナーがついついとばしすぎてフルブレーキングをしてタイヤをロックさせてしまったに違いない。

このGTBターボは87年モデルのためABSは装着されていないタイプ。
やはりこれくらいのサイズがスポーツカーとして好ましい。
来週末にはショールームに展示予定。