2台の turbo

GTBターボの生産台数はわずか308台だが、40はフェラーリ40周年を記念して当初は400台の限定生産を予定していたが、その人気のためか1311台がラインオフされた。
この2台には当時のF1のターボ技術がフィードバックされている。

87年に市販されたF40 はWeber-Marelli eletric injection のツインターボ。2936ccのエンジンは478馬力。クラッチはツインプレートでドライサンプ。総重量は1100kg。最高速は324km。0-400mは11.9秒と圧倒的なパフォーマンスをほこる。
この2台の排気音は驚くほど似ている。スポーツカーとしてはF40 ほど面白いものはない。個人的には288GTOより格段に楽しい。運転する楽しさだけを追求して作られた1台で、40周年記念モデルにふさわしい車だ。
一方乗りやすさという点ではGTBturbo が優る。リヤにはラゲージルームを備え、乗り降りもF40に比べれば非常に容易だ。この2台のフェラーリのターボカーは今乗っても十分楽しく、魅力的だ。
by cavallino-cars | 2015-11-02 14:51 | Comments(0)